擦り傷が…病院は何科に行くべき?擦り傷の正しい処置法について

日常的によくある怪我として擦り傷や切り傷といったものがありますね。
こういった怪我をした時にどのような処置をされていますか?正しい処置法について調べたことがありますか?
間違った処置法をしていれば、痕が残ったり治りが遅くなったりすることもありえます。
ここでは、擦り傷や切り傷ができた時の正しい処置法についてご説明していきます。
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目次
擦り傷ができてしまった…病院に行くべき?何科になる?
擦り傷や切り傷ができた時、病院に行くべきどうか迷ってしまうことはありませんか?
もちろん自分で対応できる傷もあるとは思いますが、下記のような場合は病院に出向いた方がよいでしょう。
- 傷が奥深い場合
- 痛みが酷い場合
- 出血が止まらない場合
- 犬や猫などの動物に噛まれた場合
- 例えば動脈閉塞症など傷の治りが悪くなるような病気を持っている場合
- 例えば免疫抑制剤など免疫力が低下する薬を服用している場合
※怪我の具合にもよりますが、項目下二つに当てはまる場合は、かかりつけの科に相談することも考えてください。
こういった場合は自分だけで処置をするのは控えてください。
間違った処置をしてしまうと痕が残ってしまったり化膿してしまったりする可能性がでてきます。
また、本来自分で対応できるような傷であっても、医師や専門家に見てもらうことで安心するし、そこでの処置法を見たりアドバイスを受けたりすることで次回から自分で対応できるようになると思います。
擦り傷ができてしまった…病院では何科を受診すべき?
擦り傷や切り傷ができてしまって病院に行こうと思うけれど、何科を受診すればよいのか迷ってしまうことはありませんか?
基本的には怪我の具合により変わってくるようです。
皮膚の表面であれば皮膚科になります。
皮膚科は皮膚の病気や怪我を診療するところで、手足や身体から耳、鼻、口の中まで、目で見える範囲を診察範囲としています。
浅い傷や血が止まっている場合は皮膚科でよいでしょう。
傷が特に深い場合は整形外科医の判断が必要になります。
腱や骨まで達しているかもしれないと思われる場合は整形外科を受診してください。
傷ついてしまった皮膚を綺麗にしたということであれば形成外科になります。
痕が残らないように早めに受診してください。
あと、これは特殊な例ですが、目の傷であれば眼科、鼻の中の傷であれば耳鼻科医、口の中の傷であれば口腔外科になります。
子供に擦り傷が…病院では何科を受診すべき?
子供が怪我をしてしまった時はどのような対応をすればよいのでしょうか?何科を受診すべきなのでしょうか?
基本的には大人と同じと考えてよいです。もちろん小児科でも対応してもらえるでしょう。
ただ、いくつか注意したいポイントあります。
出血量が多い場合は救急車
まだ小学生に上がる前などの子供は体が小さいので、あまりに出血量が多いと意識を失ってしまう可能性があります。
あまりに出血量が多い場合は、救急車を呼ぶようにしましょう。
神経や血管の損傷に注意
傷が深くて神経や血管が大きく損傷してしまうと成長面に影響してくることもあります。
医師や専門家と相談しながら慎重な対応をとるようにしてください。
見た目
子供の場合は、見た目にも気をつけたほうががよいです。傷のことでいじめを受けてしまう可能性があるからです。
形成外科医に相談するようにしましょう。
パニックを起こさない
子供が怪我をすると、親がパニックを起こしてしまうことがあります。
特に救急車を呼ぶときにパニックを起こしていると、対応が遅れてしまうことがあるので注意が必要です。
自分でもできる!擦り傷の正しい処置法!
ここでは、自分で傷を処置する方法についてご説明していきます。
1.傷をよく観察する
まずは石鹸などで手を綺麗に洗います。
そして、傷の状態(傷の深さや出血の量など)をよく観察しましょう。
傷口が深い場合や出血量が多い場合は病院に行った方がよいでしょう。
2.傷口を綺麗に洗浄する
傷口に砂やゴミがついていると感染症の原因となる場合がありますので、流水で十分に洗うようにしましょう。
いくら洗ってもとれない場合は病院に行った方がよいでしょう。
3.止血をする
出血がおさまらない場合は、傷口をガーゼやハンカチなどで直接抑えながらしばらく圧迫してください。
この時、傷口を心臓より高くすると血が止まりやすくなります。
4.傷を保護する
創傷被覆材を当てた上で絆創膏や包帯で固定します。
以上です。
当たり前の事ですが、傷の治りをよくするために丁寧に行うようにしましょう。
傷の治りを早めるために摂取したい食べ物について!
人間の体は細胞でできています。
傷の治りを早くしたいなら、細胞を作ったり、細胞の分裂を活発化させたりする栄養素を摂取するとよいでしょう。
ここでは、おすすめの食べ物についてご紹介していきます。
タンパク質
タンパク質は体を作る主成分です。
新しい皮膚細胞を作るために当然必要となってきます。
タンパク質は牛や豚などの肉類、納豆や豆腐などの大豆製品、乳製品に多く含まれています。
亜鉛
細胞の新陳代謝を活発化させるためには亜鉛が必要となってきます。
亜鉛は玄米、ゴマ、牡蠣、蟹などに多く含まれています。また亜鉛のサプリメントもおすすめです。比較的手に入りやすいです。
なお、食品添加物は亜鉛の吸収を妨げるので控えるようにしてください。
クエン酸とビタミンC
クエン酸とビタミンCは亜鉛の吸収率を高めます。
クエン酸とビタミンCはミカン、グレープフルーツ、キウイフルーツなどの多く含まれています。
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