後悔しない顔の擦り傷の病院選び〜湿潤療法を行っている病院へ〜
顔に擦り傷が出来てしまったら、あなたならどうしますか。
顔は大切な部分ですから、擦り傷程度で済んで良かった、と思う一方で、痕が残ってしまうのも困りますよね。
痕が残らないためにも、やはりそのままにはせずに病院で適切な処置を受ける必要があります。
ここでは、顔に擦り傷が出来たらどのような処置をすればいいか、そして何科の病院で診てもらえばいいのか、まとめてみました。
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目次
顔に擦り傷ができたら何科の病院?その体験談
ある日曜日、子供の顔に擦り傷ができてしまいました。
そこで、まず応急処置として、ティッシュペーパーに水を含ませて、軽く傷口を叩くようにして砂やほこりなどを除去しました。
そして、ワセリンを塗ったラップを貼ってその日のうちに整形外科を訪れ、透明なシールを貼ってもらいました。
次の日に、今度は形成外科を受診しました。すると、意外にも消毒した後ガーゼを貼られました。
たいしたことではないと言われましたが、1日おきに来るように言われ、消毒とガーゼの治療が続きました。
しかし、ガーゼで本当に傷が治るのか疑問でしたし、1日おきに受診しなければならないのも腑に落ちませんでした。
ガーゼよりもラップを貼る湿潤療法の方が保湿効果も高く、ジュクジュクした滲出液も簡単に取れて良いのではないかと思います。
そして、滲出液が出なくなっても皮膚がしっかりとするまでは、ワセリンでしっかりと保湿した方がいいでしょう。
顔に擦り傷!どのような処置をして、何科の病院へ行くべきか
1.まずは消毒ではなく傷口を清潔にして、止血をしましょう
顔に限らず、擦り傷ができてしまったら、まずは消毒をしなければならない、と慌てる人も多いのではないでしょうか。
消毒は、傷を治すために必要な細胞も殺してしまうことになりますから、応急処置としては避けたいものです。
つまり、消毒ではなく水道水で傷口やその周りを洗って、砂やゴミなどを除去して清潔にするということが大切です。
出血が止まらない場合には、清潔なガーゼなどをしばらく当てて止血するようにします。
2.何科の病院にいけばいい?
傷が深い、出血が止まらない、動物にかまれたなどという場合、比較的浅い傷の場合には皮膚科でもいいのですが、やはり形成外科で受診することをおすすめします。
特に縫合が必要な深刻な傷の場合、24時間以内に形成外科で治療を受けることが大切であり、遅くなると傷が残りやすくなります。
擦り傷ができたら、何科の病院に行くべきなのか
擦り傷ができてしまった場合、治療するための病院としては形成外科と皮膚科の2つが考えられます。
それでは、実際に顔などに傷ができた場合には、どちらを選ぶべきでしょうか。
以下にその2つの診療科目の違いについてまとめてみます。
1.形成外科
形成外科は単に擦り傷を治療するだけではなく、傷跡や治療した痕を残さないようにきれいに治すという点が特徴です。
特に顔など傷跡が残ることで後に社会的な不利益を得ることが無いようにするためには、形成外科を選ぶ方が賢明でしょう。
また擦り傷だけでなく、顔面を骨折してしまったというような深刻な怪我の場合にも、形成外科は処置してくれます。
2.皮膚科
皮膚科は、擦り傷から皮膚がんの治療まで、皮膚の異常に関して広く専門に扱っている科目です。
骨折まではいかない浅い傷で、自分では処置が難しい擦り傷などの場合、皮膚科でも対応してくれます。
顔に傷ができてしまったら早急に応急処置が必要ですが、この場合ひとまず近くの皮膚科に行っても構いません。
顔に擦り傷ができたら何科の病院へ行くべきか?応急処置について
顔に擦り傷ができた場合には、病院に行くまでに速やかに適切な処置を行う必要があります。
ここではその注意点についてまとめてみました。
1.6時間以内に処置をする
傷をきれいに治すためには、速やかに処置をすることがまず重要となります。
傷ができてから6時間以上放置しておくと、傷口が感染して化膿してしまう危険があります。
2.傷口を水できれいに洗う
傷口に異物が入ってしまうと、感染するリスクが高まるため、水道水で構いませんから水できれいに洗うことが大切です。
もし洗っても異物が取れない場合には、すぐに病院に行くようにします。
3.消毒はしない
消毒すると、雑菌だけではなく傷口を守るために必要な細胞までも死滅させてしまい、かえって逆効果となってしまいます。
そのため消毒はせず、あくまでも水で洗うだけにとどめておきます。
4.化膿してしまったらすぐに病院に行く
傷口を洗っても、化膿してしまう場合があります。
化膿してしまったら傷口の治りが遅くなってしまうことになるので、直ちに病院で応急措置をしてもらいましょう。
この場合、病院は外科、形成外科、皮膚科のどこでも良く、近くにあってすぐ診てもらえる病院で構いません。
擦り傷を何科の病院へ行くか考える前に、自分でできる処置とは
擦り傷ができたら、まずは傷口を水道水できれいに洗い流すことが大切です。
この場合、砂などが傷口に入っていることがありますので、化膿しないようにするためにも、痛いでしょうが我慢して洗い流すようにしましょう。
洗った後は傷口に触らないように注意しながら水分をやさしく拭き取って、被覆材を貼ります。
被覆材はドラッグストアでも様々なものが販売されていて、顔の形状や肌の色に合わせて選ぶことができます。
被覆材ではなくラップを使用しても構いませんが、この場合には傷口から出てくる浸出液が溢れてこないようにラップの上からガーゼなどを当て、最初の3日間くらいは毎日取り換えるようにします。
被覆材を使用する場合でも、浸出液の量が多い場合には、傷口が感染して痕が残ることがありますから、貼り換える必要があります。
浸出液が出なくなると被覆材が白くふやけることもなくなり、傷口がふさがって治っていることですので、もう被覆材を貼る必要はありません。