腕の筋肉痛と腫れの原因〜考えられる病気と対処法

いつも以上に運動したり、激しい活動をした場合に腕に筋肉痛を感じた経験がある方も多いことでしょう。

場合によっては筋肉痛を感じている場所に、腫れが生じるケースもあります。

そこで今回はなぜ筋肉痛が起こり、腫れが生じてしまうのか、身体の仕組みや筋肉痛や腫れなどの症状に影響を与える原因を詳しく調べてみました！

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気になる腕の腫れは筋肉痛じゃないかも！

腕に痛みや腫れを感じた場合、ほとんどな方が筋肉痛と解釈し、筋肉痛になってしまった経緯を考えることが多いのではないでしょうか？

ですが、腕に痛みや腫れがある場合、必ずしも筋肉痛とは限らないことを覚えておきましょう！

腕の痛み・腫れ

腕に痛みが生じる原因は、筋肉痛などの内的要因と打撲や外部からの衝撃による外的要因の2種類に分けることができます。

打撲などの外的要因によって痛みや腫れが生じている場合は、患部を触ることで痛みが増す傾向にあります。

特に動かすことがない場合でも、痛みや腫れが生じている場合は、内的要因の可能性が高いといえます。

内的要因は筋肉痛だけではなく、何らかの病気が影響して起こっていることも考えられます。

腕の痛みや腫れで考えられる病気

• 頚椎椎間板ヘルニア
• 頚椎症性神経根症
• 後縦靭帯骨化症
• 脊髄空洞症
• 胸郭出口症候群
• 頸肩腕症候群

筋肉痛で生じる腕の腫れとは？

腕の症状で一番多く経験するのが筋肉痛と言っても過言ではないほど、筋肉痛は身近な症状と言えるでしょう

腕の筋肉に大きな負荷をかけすぎると、筋肉痛とともに腫れが生じてしまうこともあり、腫れや痛みが生じた場合は、まず患部をアイシングして、筋肉の炎症を抑えてあげることが一番良い応急処置になります。

普段使わない筋肉や運動不足により、筋肉痛や腫れなどの症状を引き起こしてしまうので、
日頃から体を動かしたり、運動をする習慣を身に付けたりしておくことで、辛い筋肉痛や腫れを予防することができます。

症状の現れには個人差があり、筋肉痛になった時には腫れ以外にも、患部が熱を持ったり、だるさを感じたりする場合もあります。

筋肉痛や腫れの緩和には、湿布薬や入浴なども効果が期待できます。

正しい応急処置と日頃の運動不足を改善しておくことが、重要な予防と対策になることを覚えておきましょう！

腕の腫れと筋肉痛が続く原因は？

運動や腕の筋肉に負荷をかけてから数日たって、痛みや腫れが生じた場合は筋肉痛ではない場合も考えられます。

また筋肉痛であっても、間違ったマッサージやセルフケアをしてしまうと、更に症状を悪化させてしまうことがあるため、自己判断でのケアはあまりお勧めできません。

しかし、痛みや腫れが酷くなっても筋肉痛と感じている場合、なかなか病院を受診するという選択をする方は少なく、家で安静にする方が多いといえます。

その場合は、むやみに患部をもんだりマッサージしたりせずに、湿布薬や筋肉内部の炎症を抑える塗り薬などを使用して、様子を見るようにしてみましょう。

腕の筋肉に負荷をかける行動は避け、生活の範囲内での行動に留めておきましょう。

あまりに腫れや痛みが引かない場合は、筋肉痛以外の原因が考えられるので速やかに病院を受診するようにしましょう。

腕の腫れは筋肉痛？見分ける方法

では筋肉の痛みや腫れが、筋肉痛からきている症状なのか、またそうでない原因なのかを見極めるのは、なかなか難しいことと言えます。

まずは痛みが生じた原因・状況・タイミングなどをしっかりチェックしてみましょう。

痛みや腫れの原因を見極めるセルフチェック

〈痛みが生じた状況〉

• 腕の筋肉を何かにぶつけた
• 腕をひねった
• 久しぶりに運動/体を動かした

〈患部の状態〉

• 腫れの盛り上がり方
• 触った時に感じる痛みの度合い
• 変形
• 患部の肌の色

などをチェックしてみましょう。

患部や症状が生じた時の状況をしっかりチェックすれば、筋肉痛かそうでないかはわかるようになります。

どうしてもわからず時間が経っても症状が緩和しない場合は、早期に病院を受診するようにしましょう。

病院を受診すれば、レントゲンや医師の診察により、原因が明確になるはずです。

ツライ腕の筋肉痛や腫れを緩和する方法

腕の痛みや腫れが筋肉痛が原因になっている場合は、症状が徐々に緩和しているのであれば、お家で様子を見ても大丈夫でしょう。

筋肉痛のセルフケアをご紹介します。

筋肉痛は正しく冷やして温める！

筋肉痛が生じた場合、患部には乳酸と言われる疲労物質が発生しています。

この乳酸は温めることで緩和されていきますが、痛みや腫れが生じている場合は、筋肉が過度な負担により炎症を起こしていることが考えられます。

この場合は、まずアイシングして筋肉の炎症をしっかり押さえた後に、入浴などで患部を温め乳酸を緩和させることが重要です。

筋肉痛の改善に必要な栄養素を摂取する！

筋肉に溜まっている乳酸を除去することで、筋肉痛の症状は改善が早くなります。

必要な栄養素としては…

亜鉛：カキ・レバー（豚・鶏・牛）・大豆製品
タンパク質：肉類（牛・豚・鶏）・魚介類・卵・大豆製品
ビタミンB群：豚肉・レバー（牛・豚）・ウナギ・赤身の魚

このような栄養素を食事で効果的に摂取するように心がけましょう！