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インフルエンザ検査で陰性なのに高熱が出ている原因や治療法

   

インフルエンザ検査で陰性なのに高熱が出ている原因や治療法

インフルエンザが流行り出した時期に、高熱を出して病院に行ったらインフルエンザの検査をしてもらったという人も多いと思います。

しかし、検査をしてもらっても結果は陰性。

あきらかにインフルエンザのような症状が出ているのにもかかわらず、結果が陰性になってしまう原因は一体なんでしょうか?

また、陰性でも高熱が続く場合にどんな治療が行われるのでしょうか?

今回はインフルエンザの検査と高熱の関係、原因について説明します。

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インフルエンザキットの使い方と判断の仕方

インフルエンザを発症した場合は、治療薬を48時間以内に服用することで薬がよく効くので、すぐ病院で診断を受けることが必要です。

インフルエンザの主流の診断方法は、「迅速診断法」というものです、これは、皆さんがイメージする、鼻の奥に棒を入れて、検査するものです。

鼻や喉の粘膜の中にインフルエンザウイルスがいるか調べることで診断します。

この診断法では、採取のあと8分から15分程度で結果が出るため、インフルエンザだった場合に治療薬を迅速に服用できることがメリットです。

また、高度な技術が必要ないので、一般的な医療機関で簡単に検査でき、健康保険が適用され安く検査を受けることができることも、迅速診断法が主流になっている理由です。

しかし、鼻の奥に綿棒を入れられるのは、特にお子さんは嫌がると思います。

そのような場合は、鼻をかんで鼻水を採取して、そこから検査できるキットもありますので、医師に相談してみると良いでしょう。

インフエンザで高熱が疑われるのに検査で陰性な理由

インフルエンザは検査で陽性という診断が出るようになるまで、時間がかかります。

そのため、発症しているのに陽性にならない時間が存在します。

あまり発症から時間が経っていないと陰性になったり、偽陽性になったりする場合があります。

一般的には、発熱してから12時間経過しないと陽性の結果が得られないと言います。

ですので、意識混濁や痙攣の症状があるなどの緊急事態でない限りは、発症からどの程度時間が経っているのか医師に伝えて、検査を行うタイミングを相談して決めると良いでしょう。

しかし、あまりインフルエンザは発症から時間が経っても良くありません。

インフルエンザ陽性の結果が得られた場合、インフルエンザ治療薬を服用することになりますが、この薬が、発症してから48時間以内に服用を始めないと、効果がないと言われているのです。

ですので、検査を受けるタイミングは発症してから12時間経過後で、48時間以内が最適であると言えるでしょう。

インフルエンザ疑いの高熱で結果陰性のときの再検査必要の有無

インフルエンザの検査結果は、実は確実ではありません。

鼻に綿棒を入れて行う検査が一般的に行われていますが、これは、採取した鼻水にウイルスの量によって、陰性か陽性かが分かる仕組みになっています。

そのため、インフルエンザだとして、採取できたインフルエンザウイルスが少ないと陰性という表示になってしまう場合があります。

これは「偽陰性」と呼ばれています。

特に、発症してからの時間が短いと偽陰性になることも多いそうです。

実際に、当初陰性だったのに、翌日・翌々日にもう1度検査をしたら陽性になったということもよくあります。

そのため、陰性になっても高熱が続いたら再検査をして、そこで陽性が出たらインフルエンザの治療を出してもらうことになります。

しかし、インフルエンザの治療薬は発症から48時間以内に服用しないと効果がないと言われています。

また、健康体の人であれば、インフルエンザの治療薬を服用しても解熱が1日程度早まるだけだとも言われています。

ですので、最初の検査結果が陰性だった場合は、無理して再検査する必要もないのかもしれません。

インフルエンザ検査が陰性でも高熱続き疑いがあったときの治療法

検査結果は陰性だったとしても、インフルエンザの疑いがある場合は、インフルエンザ治療薬であるタミフルやイナビルを処方される場合があります。

というのも、インフルエンザの簡易検査の検査精度は確実ではありません。

そのため、保険でインフルエンザ治療薬を処方しておくのです。

処方するかどうかは直接患者を診た医師が判断します。

例えば、

  • 患者自身にインフルエンザに感染した心当たりがある
  • 感染者が急増している地域である
  • 実際に38度以上の高熱を出している
  • 患者の周りにインフルエンザ感染者がいる

などのような場合で、患者が発熱後24時間以内であれば、陰性でもインフルエンザの可能性が高いと推測されます。

このような場合を予防内服と言い、インフルエンザ感染の可能性を踏まえて治療の意味と、仮にインフルエンザに感染していなくても予防する意味を込めて治療薬を拭くようすることになります。

予防内服することになった場合は、医師から詳しく説明を受けることになるでしょう。

インフルエンザに似た病気のアデノウイルス感染症について

インフルエンザと似た症状の病気として、「アデノウイルス感染症」が挙げられます。

代表的な疾患としては咽頭結膜熱、流行性角結膜炎があります。

このうちの咽頭結膜熱がインフルエンザと似た症状を起こすのです。

実際にこの病気にかかった人によれば、高熱と全身倦怠感、悪寒、頭痛、咽頭炎、筋肉痛、関節痛などの症状が出たそうです。

このような症状はインフルエンザとよく似ているので、家族もインフルエンザだろうと想定して病院に行ったものの、インフルエンザの検査は陰性になったので、そのときは解熱剤と抗生剤を処方され、そのあとも熱が高いようであれば、再度病院に行くように言われたそうです。

実際に熱が下がらずに再度病院に行くと、そこでアデノウイルス感染症だと診断されたそうです。

この病気は最近は大人も感染することがあるようです。

咽頭結膜熱という名前ですが結膜炎などの症状は出ません、のどの痛みが酷いそうなので、インフルエンザのような症状で、特にのどの痛みが酷い場合は疑った方が良いかもしれません。

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