食後に胃痛と下痢が起こる場合に考えられる原因とその対処法
食後に突然起こる胃痛や下痢。
すぐにこれらの症状が治まれば心配はないと思いますが、長期的に続いたりなかなか治らないとなにか病気ではないかと心配になりますよね。
最終的にはしっかりと病院へ行くことが必要ですが、行くまでの間に考えられるいくつかの原因を自分なりに探ってみるのも良いでしょう。
そこで今回は、食後に胃痛や下痢の症状が出る場合に考えられる原因とその対処法についてご説明していきます。
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目次
食後に胃痛と下痢の症状があるときに考えられる原因
■食中毒
食中毒の主な症状は下痢、嘔吐、発熱になります。
軽い症状であれば短期間で症状が治まることが殆どですが、重症の中毒になった場合は生命に関わる場合もあります。
簡単に判断しないほうが良いです。
原因としては、なんらかの毒素を含んだ飲食物を食べてしまったことです。
中毒を引き起こす物質には、細菌、ウイルス、化学物質、自然毒素と多く物があります。
身近なものだと、細菌が発生して腐った食品を食べてしまいお腹を壊すことや、山で採れた毒キノコを誤って食べてしまい下痢や吐き気が止らないなどがあります。
こうなってしまったら、なるべく早く病院に行き処置をしてもらいましょう。
軽い症状から悪化する場合もあるので、必ず医師に診断してもらった方が良いです。
■消化器の不調
消化器系の不調がある場合にも胃痛や下痢が発生します。
胃炎や胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍などが消化器系の疾患となります。
その他にも、食後に胃痛や下痢が起る場合もあります。
すぐに大きな病気だと判断することはできません。
食後に胃痛と下痢の症状が起こるのはストレスの可能性もあり
食後の胃痛や下痢の原因は病気だけではなく、ストレスや疲労による可能性もあります。
ストレスを抱え込んでしまうと、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
すると、胃酸が過剰に分泌されるようになり、粘膜を傷付けて炎症を起こしてしまいます。
ひどい時には胃に穴が開くこともあるでしょう。
そのような胃の状態で、食事をするとみぞおちに痛みを感じたり、食べたものがうまく消化されないために下痢をするという状況になります。
極端に内臓の状態が悪いので、消化に優しい食事をとるようにして胃を労わってあげると良いでしょう。
ストレスによって自律神経のバランスが乱れると、胃や腸に問題が起きるだけではなく体の機能がすべて低下してしまいあらゆる不調を招いてしまいます。
まずは、睡眠時間を確保してゆっくり体を休ませ疲労を回復しましょう。
その後は、ストレスを発散できる自分の好きなことを見つけ解消するようにしましょう。
日頃から、疲労やストレスを溜め込まないように注意しましょう。
食後に胃痛と下痢の症状が起こる可能性のある病気の種類
1.急性胃炎
胃の粘膜が傷ついたり炎症を起こすことで、突然みぞおちの辺りがキリキリと痛みだし、吐き気や下痢などの症状が発生します。
重度の症状だと、これらの症状に加え嘔吐・吐血・下血を引き起こします。
原因としては、暴飲暴食、ストレス、ウイルスの感染、細菌の感染、アレルギーなどがあります。
軽症の場合であれば2〜3日ほどで症状が治まります。
2.慢性胃炎
慢性的に胃の炎症が繰り返し起り、胃の粘膜が弱っており治りにくくなっている状態です。
このまま放置しておくと胃潰瘍に進行していく場合もあります。
突然胃痛や吐き気におそわれ、胸焼けや満腹感、げっぷなどをを伴います。
原因は主にピロリ菌と言われています。
慢性的なストレスや暴飲暴食が引き金となることもあります。
3.胃潰瘍
胃の粘膜や胃壁が傷つけられた状態です。
症状は、みぞおち周辺のズキズキとした痛みが特徴です。
特に食事をすると、食べ物が潰瘍を刺激してしまうので食事中や食事後の痛みが強くなりmす。
原因としては、ピロリ菌やストレス、非ステロイド性消炎鎮痛剤、ステロイド薬などです。
4.十二指腸潰瘍
十二指腸内の粘膜が傷つけられ潰瘍を作ってしまいます。
症状としては、みぞおち周辺に痛みが起り、吐き気、嘔吐、食欲不振などを感じます。
原因は、ピロリ菌やストレス、ステロイド系の薬などで十二指腸が傷つけられることです。
胃痛に下痢の症状が続くようなら早めに病院受診必要
症状の軽い胃痛や下痢であれば市販の胃薬や鎮痛剤、下痢止めなどで症状を抑えることができます。
ただし、自分で薬を選んでしまうと余計に症状を悪化させる可能性もあります。
ドラッグストアに常駐している薬剤師がいらっしゃいますので相談してから購入することをおすすめします。
また、胃酸を押さえる強い薬になると薬剤師から必ず説明を受けないと購入できません。
症状にもよりますが薬を飲まなければいけない程の酷い状態でしたら、なるべく病院に行くようにしましょう。
軽い胃痛だと思っていても、胃がんや胃潰瘍になっていたという場合もあります。
早期に発見できれば悪化を防ぎ回復も早いです。
病気ではないが、胃腸の調子が悪いという人にはサプリメントの服用もおすすめです。
消化機能を向上させる栄養成分を含んだサプリメントが売られているので試してみてはいかがでしょうか。
薬のようにすぐに効果出るものではないですが副作用も殆どなく、続けることで機能が改善されてくると思います。
ストレスが原因の場合の胃痛や下痢の対処法
食後の胃痛や下痢を引き起こすのは病気だけではなく、ストレスや疲労によって引き起こされる場合もあります。
ストレスによって自律神経のバランスを乱し胃酸が過剰に出ることで胃の粘膜を傷つけたりします。
対処方法としては、まずストレスを溜め込まないようにすることです。
ストレスを解消してスッキリするという方法は人それぞれ違うと思います。
運動やカラオケなど好きなことをして思いっきりリフレッシュすることが大切です。
胃が荒れている状態だと食べ物が消化されにくく、腹痛も感じやすいです。
胃の状態が回復してくるまでは消化の良い食べ物を選び胃を労わるようにしましょう。
また、ゆっくり入浴したり、アロマの香りを嗅ぐことで自律神経の興奮を抑えることができます。
ストレスによる症状であれば、一つの方法にこだわらず様々な方法を試してみるほうが早く回復する可能性があります。
長期化してしまうと治りにくくなりますので、症状が軽いうちに対処してみましょう。