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口唇ヘルペスの治療薬リンデロンの効果や使い方・注意点

   

口唇ヘルペスの治療薬リンデロンの効果や使い方・注意点

口唇ヘルペスという病気の治療薬として効果があるのがリンデロンというお薬です。

リンデロンはステロイド薬の中でも強力なレベルに分類されるお薬です。

ステロイドというと、怖いというイメージをもっていて、極力使いたくないという思いもある方がいらっしゃいますが、正しく使用すれば全く問題はありません。

そこで今回は、口唇ヘルペスの治療薬リンデロンの正しい使い方や注意点などご説明していきます。

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口唇ヘルペスにはリンデロンという薬が治療薬として効果あり!

口唇ヘルペスとは単純ヘルペスウイルスの1型に感染した人が、唇や口の周りに発疹やかゆみが表れる症状です。

ヘルペスウイルスに感染すると、症状が軽減されても、神経節にウイルスが戻るだけで死滅することはないので、体が弱って免疫力が落ちたときに再発します。

この口唇ヘルペスの治療薬として「リンデロン」という薬が、高い治癒効果を示します。

「リンデロン」とは副腎皮質ホルモン剤のことで、抗炎症作用が高いのが特徴です。

ただし、ステロイド薬特有の高い作用力ゆえに、その副作用もあるので知っておいた方がよいでしょう。

ステロイド薬の抗炎症効果による免疫力低下のため、他の細菌に感染するおそれが出てきます。

しかし、抗生物質がその感染を予防するので、口唇ヘルペスの治療薬として非常に効果が
あります。

病院では抗ウイルス剤が処方されますが、上述の理由で他の感染の可能性を防ぐためでもリンデロンが用いられます。

主にステロイド系の外用薬として処方されるのは「リンデロンVG軟膏」「アンテベーテ軟膏」があります。

口唇ヘルペス治療薬のリンデロンが欲しいなら病院受診が必要

治療薬として効果の高い「リンデロン」ですが、残念ながら市販はされておらず病院からの処方となります。

リンデロンを処方してもらうならば皮膚科にいくのが一般的です。

ヘルペスウイルスの症状がどの部位に現れたとしても、とりあえずは皮膚科に行けば、診察・処方をしてもらえるようです。

仮に、他の科の治療が必要な場合でも紹介状を書いてくれるので問題はありません。

リンデロンは炎症を抑えるのに最も効果的な薬品の一つで、ほかにも止血作用・ストレスへの抵抗作用もあるのでいろんな科で使用されています。

ただ注意すべき点は、ヘルペスの症状として現れる「水泡」が体表面上に見つからない場合は、発生部位によって該当する科に行った方がよいでしょう。

たとえば口内に水泡ができた場合は”内科”または”耳鼻咽喉科”になります。

どの科に行けばよいかわからない場合は、上述の診察科のいずれかに行けば、病院の方で適切な科を紹介してくれますので、まずは病院に行って診察を受けてみてください。

口唇ヘルペスの治療薬のリンデロンの副作用

現在使用されている「リンデロン」はほぼ副作用はでないくらいに改善はされていますが、強いステロイド剤には変わりないので、まれにかぶれ状態になることもあります。

顔面に使用する際は目には入れないよう注意してください。

目に入ると緑内障を起こす可能性があります。

他の副作用は皮膚系統に現れることが多く、「皮膚委縮」が起きます。

皮膚委縮は肌質が弱い顔や首、高齢の方に起こりやすいです。

あとは「酒さ様皮膚炎」と言われる症状が出ることがあり、顔面が紅潮し毛細血管の拡張などにより、酒をのんだような顔色になることから「酒さ様皮膚炎」と呼ばれています。

あと免疫抑制作用があり臓器移植などの大手術では拒否反応を防ぐ役割を示しますが、ヘルペス治療時では、他のウイルスの感染で発症する可能性が高くなります。

他に症状としては、消化不良・視力の低下・神経過敏などがあげられます。

服用時は、副作用がでやすくなる酒は禁物です。

また副腎皮質ホルモンの作用でタンパク質が阻害され、ナトリウムが蓄積されるので、
タンパク質を積極的に摂取することと、塩分の控えめな食事を心がけてください。

口唇ヘルペスでリンデロンを治療薬として処方された場合の使い方

リンデロンは適量でないと効果がでません。塗りすぎても少なくてもダメです。

1回につき約0.5gが適量で患部にまんべんなく広がるように塗ります。

1日2回ほど使用をして、1日に1gを使うと、処方でもらった薬は10g入りチューブのもので、約10日で使い切ることになります。

さらに効果を持続させるには「継続して使用する」ことが大事で、良くなってきたからといって使用をやめてしまってはせっかくの治療の効果がなくなってしまいます。

薬が切れた時点で病院での診察を受け、医師と相談の上、継続するかどうかを決めることになります。

また妊婦の方は胎児に影響を及ぼす可能性があるので使用には医師との相談が必要です。

こどもの治療については、大人よりも皮膚などがまだ弱いので、やはり使用する際は医師の指示のもとで使用するかどうか決めたほうがよいでしょう。

患者によってはわけもなくふさぎ込んだり、余剰な恍惚状態になることがあるので、周りの人が患者の状態を観察してあげるようにしてください。

口唇ヘルペスは再発しやすいので注意!予防法・注意点

口唇ヘルペスはウイルスが死滅せず、一時的に神経節に戻るので再発の可能性があります。

再発を予防するには、風邪や発熱をなるべくしないよう、またバランスの良い食事や睡眠を心がけ、体の疲れ・ストレスなどをためないことです。

このような原因で免疫力が低下したときにヘルペスを発症します。

また紫外線が再発を誘発するので、日焼けには注意してください。

万が一再発してしまった場合に、患部にできた水泡は決して破らないでください。

水泡の中にウイルスが入っていて、手や使用したタオルから他の人に感染してしまいますので、つぶさないようにあるいは、同じタオルを使用しないように
しましょう。

再発時の治療薬はリンデロンと似た効果がある「ベトネベート軟膏」「ヘルペシア軟膏」などの市販薬がありますので、そちらで治療を続けるようにしてください。

最近では口唇ヘルペスに特化した「ヘルペケア」というサプリもありますので、予防策として身近に置いておくのも良いかもしれません。

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