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足の親指の腫れは何が原因?病気の見分け方と対処法

   

足の親指の腫れは何が原因?病気の見分け方と対処法

足の親指が腫れるというのは、さまざまな原因が考えられます。

その中には危険な病気も含まれていますので、痛みや腫れが長期間におよぶ場合などは、医師の診察を受けましょう。

今回は、受診する前に原因を知っていただくために、代表的なものを取り上げました。

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足の親指の付け根が腫れる場合に考えられる痛風とは

痛風は、尿酸が体の中にたまって結晶化し、激しい関節の痛みを繰り返す病気です。

痛風の症状が出る前には、血液検査で尿酸値が高い高尿酸血症の状態が長く続きます。これを放っておくと、主に足の親指の付け根が腫れて痛みを伴います。激しい痛みで、風が吹いても痛いことから、痛風と呼ばれています。

たいていは、1週間ほどでしだいに治ってきますが、またそのまま放置しておくと、同じような痛風発作を繰り返します。

原因は、尿酸の産生と排泄のバランスが崩れ、血中の尿酸が増えることです。

尿酸の産生が過剰になる要因として、プリン体を多く含む食べ物やビールなどを多く摂取することでも起きますが、激しい運動や肥満、ストレスも要因として挙げられます。

遺伝や体質も要因として考えられますので、まずは食生活の改善や飲酒量を控えるなどし、尿酸値を測定して改善できるのか、改善しなければ服薬が必要なのかを医師に相談しましょう。

足の親指が腫れる! ひょう疽とは

ひょう疽(そ)の正式名称は、爪囲炎(そういえん)または化膿性爪囲炎といいます。

症状は、手や足の爪の周囲が細菌感染により炎症を起こし、赤く腫れて痛みを伴います。また、爪や皮膚の下に膿がたまることもあります。

ひどくなると爪が取れてしまったり、細菌が全身に感染し重症化することもあるようです。

原因は、爪周辺の小さな傷やささくれなどから、細菌(黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などの一般的な細菌)が侵入し感染・発症します。

特に、水仕事の多い家庭の主婦や調理師などなりやすいといわれています。水に触れる時間が長くどうしても指が湿った状態が続き細菌が感染しやすく、また皮膚が柔らかくなっているのも一因と考えられます。

予防方法は、手や足をできるだけ清潔に保つようにすることです。

また、手や足が濡れた場合は水気をよく拭き取り、できるだけ乾燥させ細菌が増殖しにくい環境にすることも重要です。

足の親指が腫れる原因〜関節リウマチとは

関節リウマチとは身体の免疫機構に異常が生じ、これにより関節に炎症が起こり腫れと痛みという症状がでる疾患です。

つまり、正常な身体の組織に免疫機構から誤った攻撃指示がでて、関節などを攻撃してしまうのです。ですので、関節が破壊され手や足の指などの小さな関節は変形や機能障害を受けます。

また、関節以外に全身的な症状(微熱、倦怠感、貧血など)や自己免疫疾患による内臓障害などの合併症も考慮した治療が必要とされています。

関節リウマチはどの年代でもおこりますが、特に30〜50歳代の女性に多く発症します。

治療は、主に薬剤により症状をやわらげ進行を抑えることを目的に行いますが、関節の機能が失われ生活に支障をきたす場合などは手術により対応します。

基本的には早期発見、早期治療が効果的ですので、朝起きた時に関節がこわばったり、熱っぽい、だるいなどの症状があれば、医師の診察を受けることをおすすめします。

外反母趾で足の親指が腫れることはある?

外反母趾(がいはんぼし)とは、最近よく耳にするようになった言葉ですが、どのような症状なのでしょうか。

症状は、足の親指の付け根が出っ張っていて痛みがあるというものです(程度によって靴を履いたときに痛む。靴を脱いでも痛むなどの差があります)。

症状が進むと親指の付け根の関節が脱臼し骨や靭帯がずれてしまう場合もあります。

原因としては、ハイヒールなどの先の狭い靴や踵が高い靴は、足の先端に負担がかかり、親指が内側に入り込んでしまい、親指の付け根が圧迫されることで起こります。

その他、遺伝や足底の筋肉なども関係があります。

治療は、軽度の場合は、靴の見直し、歩き方の矯正、テーピング、足や足指の運動、ストレッチなどを行ないます。重症の場合は外科手術が必要になる場合もあります。

もし、ご自身で外反母趾だと思われる方は、症状が進まないように予防法を試してみましょう。

それでも症状が進むようならなるべく早く、整形外科を受診されることをオススメします。

足の親指が腫れたらどの段階で病院に行くべきか?

足の親指が腫れてきたら、どの段階で病院を受診したらよいでしょうか。

足の親指の腫れというのは、単に外科的な疾病以外に、痛風や他の内臓疾患の場合もあります。

ですので、痛みが長引く場合やだんだんと痛みが増してくるような場合は、近くの診療所やクリニックに行って診察を受けましょう。

また、膿が出ている場合は「ひょう疽:爪囲炎」の可能性があります。痛みや腫れがなかなか引かない場合などは、医師の診察を受けてください。

足の親指が腫れる! 何科に行けばよいの? 

以上のように、足の親指が腫れる原因として考えられる病気はいくつかあります。

親指が赤く腫れて痛みがある場合には、ぶつけたりなど怪我の可能性があれば、整形外科へ行きましょう。

リウマチが疑われる場合には、リウマチ科を掲げている病院か整形外科を受診しましょう。

親指の付け根が赤く腫れて、痛みが強く出ている場合には、痛風が疑われますので、内科を受診しましょう。

ひょう疽の疑いがある場合は、皮膚科となります。

原因がよくわからない場合には、まずは整形外科か総合病院を受診しましょう。整形外科的な腫れの原因がない場合には、内科を紹介されることもあるでしょう。

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