唇がヒリヒリしたり赤く腫れるのはなぜ?原因と対処法
唇がヒリヒリしたり、赤く腫れる原因にはどんなものがあるのでしょうか?
辛いものを食べたり、口紅などでかぶれたりして、一時的に痛みや腫れが出ても、しばらくすれば収まる場合はあまり心配しなくても良いでしょう。
しかし、症状が長引いたり、ひどくなる場合は、病院での治療が必要な病気の可能性があるので早めの受診をおすすめします。
今回は、唇のヒリヒリや赤い腫れなどのトラブルの原因や対処法をご紹介しましょう。
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目次
唇が荒れてヒリヒリ・赤く腫れる…原因は乾燥かも
毎年、冬になると唇が荒れてヒリヒリしたり、赤く腫れたりするのは、乾燥しているせいかもしれません。
冬場は空気が乾燥して、エアコンなどの暖房器具を使う機会が増えるので、乾燥しやすい時期です。
唇の表面には潤いを保つための油分がありますが、空気が乾燥すると、無意識に唇を舐めて油分を奪ってしまい、乾燥がひどくなることがあります。
唇の乾燥を防ぐには、意識的に水分をこまめにとったり、加湿器を使ったり、リップクリームを塗ったりして、潤いを保つよう気をつけることが大切です。
また、副鼻腔炎や鼻炎、風邪などで鼻が詰まっていると、眠っている間、口呼吸になりがちです。
唇が乾燥する原因にもなるので、鼻が詰まる症状が続く場合は、耳鼻咽喉科を受診して相談してみるのがおすすめです。
就寝中は、加湿器を使ったり、保湿クリームを塗ってマスクをしたりすると、潤いが保たれて唇の乾燥を防ぐことができます。
様々な対処法を試しても、唇の荒れが改善せず、皮が剥がれたり炎症を起こしたりするのであれば、病気の可能性もあるので、皮膚科などかかりつけの病院で相談すると良いでしょう。
日焼けで唇が荒れる?ヒリヒリしたり赤く腫れた時の対策法
唇がヒリヒリして赤く腫れたりする口唇ヘルペスや、日光口唇炎などの炎症は、日焼けが原因である場合が考えられます。
唇が腫れたり水ぶくれができる口唇ヘルペスは、単純ヘルペスの一種で、過度の紫外線を浴びたりして、体の抵抗力が落ちた時に再発を繰り返す病気です。
体の免疫力は、長時間屋外で強い紫外線を浴びることでも低下して、ヘルペスが再発する原因になります。
疲れている時やストレスが溜まっている時は、海水浴などの屋外レジャーや野外作業はできるだけ控えましょう。
また、唇は外部に露出している粘膜であり、角質層も薄くデリケートな部位です。
ですから日焼けには十分な注意が必要です。
唇が日焼けすると、最初はカサカサしたり唇の皮がむけるぐらいですが、ひどくなると、腫れてヒリヒリしたり、水ぶくれができることもあります。
唇がタラコのように赤く腫れたり、水ぶくれができたら、すでに火傷のような状態になっているので、病院で診てもらった方が良いでしょう。
また、日光口唇炎は、紫外線の影響を受けやすい下唇によく生じる皮膚の病気で、ヒリヒリと焼けつくような痛みを感じることがあります。
唇の紫外線対策としては、UVカット効果があるリップクリームをこまめに塗ったり、長時間直射日光に当たらないようにするのが大切です。
そして、うっかり日焼けをしてしまった時は、冷やしたり、保湿効果が高いリップクリームなどでアフターケアをすれば悪化を防ぐことができます。
日焼けによる唇のトラブルは日頃の生活習慣やケアで予防することは可能です。
改善しなかったり悪化するようであれば、早めに病院で診てもらいましょう。
感染症で唇がヒリヒリしたり赤く腫れることも…その特徴とは?
唇がヒリヒリして痛みがあったり、赤く腫れる時は感染症の可能性もあります。
唇に何らかの異変が起きる代表的な感染症には、単純ヘルペスウイルス感染症と川崎病があげられます。
単純ヘルペスウイルス感染症には2種類あり、唇やその周辺に症状が現れるのが口唇ヘルペスです。
その名の通り、ヘルペスというウイルスに感染することによって起こる病気です。
症状としては、唇やその周辺に小さな水ぶくれや痛みが現れます。
口唇ヘルペスは再発しやすい病気で、疲れやストレスがたまっていたり、風邪の時などによく症状が現れます。
ヘルペスは感染力が強いので、患部をむやみに触らず、タオルやハンカチ、ペットボトルやコップなど唇に触れたものを共用せず、お風呂も最後に入るようにして、他の人にうつさないように注意しましょう。
そして、川崎病でも唇が乾燥してひび割れたり、赤く腫れて痛くなるという症状が現れます。
川崎病は全身の血管に炎症が起きる病気で、小さな子供に多く見られます。
はっきりした原因はいまだに解明されていませんが、何らかのウイルスや細菌に感染し、それに対抗するための免疫反応として炎症が起きるのではないかと考えられています。
川崎病は、心臓の病気を引き起こす場合もあるので、発熱が5日以上続いたり、発疹が出る、目や唇、舌などが赤くなる、手足の腫れや手足の裏が赤くなるなど唇以外の症状がある場合は速やかに専門医療機関を受診してください。
唇がヒリヒリして赤く腫れて痛い!荒れた唇を潤すリップケア
唇が荒れると、ヒリヒリ痛くなったり赤く腫れたりして、不快なだけではなく見た目も気になりますよね。
そんな時は、身近なアイテムを使って簡単なリップケアを習慣にしてみてはいかがでしょうか?
まずおすすめなのがワセリンです。
ワセリンは、唇の乾燥を防ぎ、外部からの刺激に対して守る働きがあります。
皮膚科で処方されることもあり、お医者さんからも信頼されている保湿剤と言えるでしょう。
唇に使用する際は、清潔な指ですくって、こすらないように優しくマッサージするように塗るのがポイントです。
それから、ハチミツも唇の荒れに効果的です。
水分を逃がさず閉じ込める働きがあり保湿力が高く、ビタミンBやミネラルなども含まれているのが特徴です。
食べ物なので、デリケートな口周りでも安心して使えますね。
そして、リップクリームを塗った後、小さく切ったラップをかぶせるだけの「ラップパック」もおすすめです。
夜寝る前の1〜2分で荒れた唇を優しくケアできます。
この他にも、おすすめしたいのはマッサージです。
唇を軽く叩いたりマッサージしたりして適度に刺激してあげると、血行を良くする効果が期待できます。
これらの中からひとつ選んで続けるのも良いのですが、もっと早く効果を出したい時は、先ほど紹介した方法を全部組み合わせ、まとめて実践すると良いでしょう。
唇のヒリヒリや赤い腫れが続く…受診科と予防法
唇がヒリヒリして赤く腫れている時は、何科を受診したらいいのでしょうか?
もしも唇の外側に症状が現れている場合は皮膚科、内側なら口腔外科を受診すると良いでしょう。
唇以外にも気になる症状がいくつかあれば、内科や耳鼻科の方が良い場合もあります。
分からない場合は、かかりつけの病院で相談したり、病院に電話で問い合わせてみるのがおすすめです。
唇のトラブルの原因には様々なものがありますが、アレルギー反応が出やすくなっている時は疲れやストレスが溜まり、免疫力が下がっている可能性があります。
そのような時はいつもより長めにお風呂に入ったり、睡眠をしっかり取ったりして疲れを癒しましょう。
また、休日も予定を詰め過ぎず、外出を控えてゆったりと過ごすといいですね。
普段からバランスの良い食事を心がけたり、生活習慣を見直したりして、健康的な暮らしを意識することが大切です。