脇の下にできたしこりは何科を受診する?気になる原因と対策
脇の下にしこりができると、何らかの重篤な病気が原因になっているのではないかと心配になってしまいます。
もし病気が関係している場合、早めの対処や治療が重要なポイントになります。
しかし脇の下のしこりの原因がわからない間は、病院も何科を受診すればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで脇のしこりを適切に対処するために、考えられる原因についてご紹介します。
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目次
脇ののしこりは何科?乳腺専門外来を受診しよう!
脇の下にしこりができると、特に女性は乳がんの可能性を考える方も多いことでしょう。
特に痛みがある場合や、急にしこりができた場合はその不安も大きくなります。
どこの病院を受診すればいいのかわからずに、時間だけが過ぎていく…そんな方も少なくないのです。
乳がんに関する検査は外科が専門にはなりますが、最近は乳腺の専門医が増えてきました。
できれば、乳腺専門外来がある病院や乳腺クリニックと看板を出している医療機関を受診するようにしましょう。
近くに乳腺専門医がいるかどうかは、日本乳癌学会の専門医一覧でお住まいの地域に専門医がいないか確認していただくことをお勧めいたします。
もし、お近くに乳腺専門医がいない場合でも、定期的に外部の専門医を招いて乳腺専門外来を開設している病院もあります。
お近くにない場合には、総合病院に行けば、受付には案内カウンターや専門の職員が、あなたの病状によって適切な受診科を案内してくれるはずです。
また、総合病院であれば受診後に、脇のしこりの原因に合わせた適切な受診科に移ることもできます。
一人で悩んでいても何にも解決しません。
受診すればまったく問題がないというケースも多いので、まずは病院を受診してから適切な対処について考えてみましょう。
脇のしこりは何科を受診すべき?
脇のしこりに気付いた時、腫瘍やがんなど何か病気の可能性が頭をよぎる方も多いのではないでしょうか。
実際にネット上では、脇のしこりを見つけた方が、どう対処するべきか、何科を受診すべきかと尋ねるような書き込みを多く目にします。
質問をしている方は一様に、心配で仕方がない様子で、しこりの状態や大きさについて事細かく記載し、その判断をネット上に委ねています。
しかし、実際に見ていないしこりについては、判断はとても難しいと言えるでしょう。
質問に対して答えている方も、医師や専門知識がある方ばかりではないため、自分の経験や一般論での意見が主になっています
脇にしこりができる原因は、重篤な病気が関係しいていることもあれば、自然となくなる場合もあります。
まずは、外科や総合内科のある病院を受診し、あなたのしこりの原因を正しく診断してもらうことが重要です。
脇の下のしこりは何科を受診?脂肪腫の可能性
脇のしこりには様々な原因が考えられますが、その一つの選択肢として脂肪腫が挙げられます。
脂肪腫とは、脂肪細胞の増殖により生じる腫瘍で、ほとんどの場合が良性腫瘍と言っていいでしょう。
脂肪腫は脇以外にも、背中・首・肩・臀部などにできやすく、大きさは1㎝程度のものもあれば、肥大化し10㎝以上もの大きなしこりになるものまで様々です。
また、大きさが変わらないしこりもあれば、徐々に大きくなっていく場合もあります。
基本的に痛みもない良性腫瘍なので、そのまま放置していても問題ありませんが、見た目の問題や大きく肥大しすぎたしこりは、手術によって取り除くこともできます。
脇のしこりに痛みが生じる場合は、血管脂肪腫の可能性もあります。
脇のしこりが脂肪腫であった場合、内科でも診察してもらうことは可能ですが、より専門的に見て診てもらいたいのであれば、形成外科の受診をお勧めします。
脇の下のしこりは何科を受診?痛みがある場合
では次に、脇にできたしこりに痛みがある場合は何科を受診すべきか見ていきましょう。
まず痛みが生じるしこりについてリサーチしてみたところ、
粉瘤
粉瘤とは皮膚の下に空洞ができ、そこに老廃物や皮脂などが溜まってできたしこりのことです。
特に病気などの心配がない良性のしこりですが、内部に細菌が侵入することで炎症を起こし痛みが生じることもあります。
基本的に治療の必要はありませんが、先ほどご説明した脂肪腫のように手術により取り除くことも可能です。
リンパの腫れ
脇の下にはリンパが通っているため、リンパの流れが滞ったり、腫れたりしている時にはしこりができやすく、痛みを感じることもあります。
体調や精神的なストレスなどでも、リンパのしこりができるので体調を整えることで自然にしこりは消えていくはずです。
リンパの流れを促すために、ゆっくりお風呂に使ったり、運動をしたり、普段から意識してリンパを流しておきましょう。
どちらの場合も、まずは内科を受診し、しこりの原因を特定してもらいましょう。
原因不明の脇の下のしこりは何科を受診する?
ここまでご紹介してきた、脂肪腫・粉瘤・リンパなど、どんな方でも脇にしこりができる可能性があり、また体質的にできやすく、繰り返しやすい方も少なくありません。
そのため、何度か同じようなしこりができることで、しこりの原因を自分で把握することができるようになります。
しかし脇のしこりは全てが良性とは限りません。
悪性腫瘍や重篤な病気の影響など、放置しておくことで命を危険にさらしてしまう可能性があることを覚えておきましょう。
対処が遅れると病状が悪化したり、しこりが徐々に肥大したりすることもあります。
安易な自己判断によって、状況をどんどん悪化させてしまうこともあるので、原因不明のしこりができた時には、とりあえず病院を受診することをオススメします。
理由がわからないしこりも、まずは内科や総合内科を受診しましょう。