結膜炎で処方される目薬のクラビット点眼薬の使い方や注意点
結膜炎と診断を受けたら、治療薬としてクラビットという目薬が処方されます。
このクラビットの目薬は、抗生剤で結膜炎によく効果をもたらすお薬です。
結膜炎を発症すると、感染力が強いので正しく治療していかないと早期に完治することは難しくなってきます。
そこで、今回はクラビットの目薬の正しい使い方や注意することなど、結膜炎治療で大切なことをご紹介していきます。
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目次
結膜炎で処方されるクラビットの目薬について
クラビットの目薬は、結膜炎のときに眼科で受診されるお薬です。クラビットは、ニューキノロン系の抗生剤で、高い殺菌作用を示す目薬として治療に使われています。
結膜炎になると、目の中で細菌感染をおこし、充血や痛みが出現し、涙や目やにが止まらず、症状が重いと目が開けられないほどになってしまいます。
比較的、眼科では結膜炎で受診する患者が多いので、クラビットが処方される率も多いのです。
クラビットには、濃度が0.5%のものと、1.5%のものが製薬会社により発売されています。
症状によって使い分けられているようですが、濃度が1.5%のものは、結膜炎に対して100%有効ということで、病院によっては、迷わず1.5%に濃度の処方を受けることもあります。
もちろん0.5%濃度のクラビットでも十分に効果は期待出来るので、処方されたら、指導された通り、用法、用量を守って正しく使用するようにしましょう。
クラビットの目薬を正しくさして結膜炎を治そう!目薬のさしかた
結膜炎でクラビットの目薬が処方された場合に、正しく目薬をささないと効果が得られません。そこで正しい目薬のさしかたについてご説明します。
今から説明する方法は、クラビットだけではなく、他の目薬にも同じように使えるので、しっかり覚えるようにしましょう。
- 手を石けんでしっかり洗い乾燥させる
- 目薬のキャップを開ける(開けるときや開けたあとに先端を手で触らない)
- 顔を上に向け、人差し指で下まぶたを軽く引き、まぶたやまつげに容器がつかないように目薬を1滴さす
- 点眼後、目を軽く閉じ、目頭を親指と人差し指ではさむように1分程度抑える
- 目から溢れた目薬はティッシュなどで軽くふく
以上が、目薬をさすときの正しいやり方です。
やりづらい部分がある場合には、基本的に容器を目に触れさせたり、汚い手で扱わないように清潔を保つことが出来れば自分のやりやすいやり方でも大丈夫です。
結膜炎でクラビット使用中のときの他の目薬との併用方法
どの目薬でもそうですが、目薬を2種類以上さす場合には、1つ目をさした後に時間を空けてからさす必要があります。1つの目薬をさして、目に薬剤が浸透できる量が決まっています。
目の中には涙も流れているので、涙以外の液体が入るのには制限があるのです。涙袋から涙液が流れ、循環されるまで大体5分程度かかります。
ですので、待ち時間は、1つ目薬をさした後は5分程度待ち、2本目をさすようにしましょう。
また、目薬にはタイプがあり、さす順番にも注意があります。目薬のタイプには、
- 水溶性
- 懸濁性
- ゲル化
- 眼軟膏
があります。
例えばクラビットは水溶性なのですが、もう1つ処方されたものが同じ水溶性タイプの目薬だった場合には、より効果を期待するものを2回目にさすようにしてください。
タイプが違う場合の順番としては、
- 水溶性
- 懸濁性
- ゲル化
- 眼軟膏
の順でさすと良いでしょう。
ただし、例外もあるので、順番は医師・薬剤師に確認することを忘れずにしましょう。
結膜炎でクラビットの目薬を使うときに出現する可能性のある副作用
目薬のクラビットですが、もちろんお薬なので、副作用がおこる場合もあります。ただ、クラビットは比較的安全なお薬なので、副作用自体はあまり出ないようですが、可能性のある副作用をご説明します。
比較的軽度な副作用
- まぶたの腫れ
- 充血
- 痛み
- かゆみ
- 目がゴロゴロする
- 目がかすむ
- 目の周りの湿疹
などが軽い副作用としてあげられています。
重い副作用
- アナフィラキシーショック
- 吐き気
- 嘔吐
- めまい
- 血圧低下
- 顔面蒼白
- 冷や汗
- 手足のしびれや冷え
- 喘鳴
- じんましん
- 意識消失
などが重い副作用としてあげられています。ただし、重い副作用は、ほとんどと言っても良いほど出ることはないでしょう。
副作用が出る可能は少ないですが、明らかにクラビットの目薬を使い始めてから、違和感や何かしらの症状が出た場合には、すぐに中止し、処方をうけた病院へ行き医師に相談しましょう。
結膜炎でクラビットの目薬を使うときに注意する点
クラビットの目薬が処方されたらいくつか注意しなくてはいけない点があります。クラビットはニューキノロン系の抗生剤ですが、以前このようなお薬でアレルギー反応がでた方は使用することが出来ません。
また、妊娠中・授乳中の女性は、クラビットの使用は、結膜炎の症状がひどく一刻も早い対処が必要なときのみに処方されるお薬です。ですので、該当する場合には医師に必ず申告しましょう。
そして、使用上の注意点ですが、結膜炎は非常に感染力の強い目の病気です。1日3〜4回程度、目薬をさすようになると思いますが、必ず指定された回数を忘れずにさすようにしましょう。
目薬をさすときには、容器がまつげやまぶたにあたらないようにしましょう。感染力が強いので、誤って付着するとそこに菌が移ってしまい、反対の目に感染してしまったり、悪化することもあります。
必ず、目薬を扱うときには、清潔かつ慎重に行うようにしましょう。