夜眠れない、夜が怖い、眠るのが怖いと思う原因や対処方法
夜になると怖くて眠れない、なんとなく眠るのが怖いなどなかなか寝付くことが出来ない人がいるようです。
なんとかして寝ないと次の日に影響がでると無理に目を閉じて寝てしまおうと思いますが、この方法はストレスが溜まってしまい悪循環に陥ります。
では一体、夜に眠るのが怖くなってしまう原因はどういったことなのでしょうか。
今回は、夜に眠れない原因と安眠できるようにするための対処法をご紹介していきます。
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目次
夜眠るのが怖い‥眠れない場合の対処法やリラックス方法
もともと怖がりの性格のため、ホラー映画や怖い話が頭に残ってしまい、目をつぶっても頭の中に情景が浮かんできてしまうことで、怖くて眠ることができないという人がいます。
また、眠りが浅い、途中で目が覚めてしまう・・・などの状況から、これは病気なの?と悩んでいる方は結構多いと思いますが、夜の睡眠は健康を維持するためにもとても必要です。
では、眠る時の恐怖を克服した人は、どのような方法を用いたのでしょうか。
まずは、脳を眠りに入る態勢にしてあげるということが大切なようです。
その方法としては、眠る1時間ほど前に寝室にアロマポットなどを設置し、ラベンダーの香りなどリラックス効果のある香りを部屋に漂わせておく方法です。
心を落ち着かせ、緊張をほぐすことができます。
また、深呼吸をすることも不安感や緊張感を解きほぐすことができる効果があります。
仰向けになって、思いっきり鼻から空気を吸い、吸い込む時の2倍の時間をかけて口からゆっくり吐き出す。
この深呼吸をしながら、自分の恐怖心がロケットで宇宙まで飛んで行き、花火となってキラキラと綺麗に散らばる様子を想像する。
これを2〜3回程度、繰り返すうちに眠ることができているようです。
怖がりな性格を根本から克服することはできないかもしれませんが、このような方法で眠ると、怖さを少しでも減らすことができ、熟睡することができるのであれば、試してみるのも良いのではないでしょうか。
夜に眠るのが怖いと思って眠れなくなってしまう原因
夜眠ることが怖い原因には、自分自身の精神状態が関係しているようです。
例えば、ホラー映画や怪談話を聞いてしまい、恐怖を感じている精神状態となってしまうことで、怖くて眠ることができないという時があります。
また、心霊的なことで恐怖を感じる以外にも、様々な状況で恐怖や不安を感じて眠れなくなってしまうこともあります。
例えば、「大きな地震が来たらどうしよう」、「癌だったらどうしよう」など、先の見えない将来のことで不安になったり、怖くなってしまったり、「自分は何をやってもダメなんだ」などとネガティブなことばかり考え込んでしまって眠れなくなるというように、布団に入ると嫌なことばかり考えてしまうことが続く人は、眠ることに苦痛を感じてしまうという状況に陥ってしまう場合もあるようです。
このような状況で睡眠不足の状態が続くと、昼間に眠気が襲ってきて生活に支障を来たしてしまったり、睡眠不足のためにイライラしてしまい、人間関係が悪化してしまうということもあり、良いことはありません。
また、夜眠れない原因には病気が潜んでいる可能性もあるようです。
日々の生活の中でストレスを発散することができず、ストレスを溜め込んでしまっていると「不眠症」になってしまい、そこから「うつ病」などといった様々な精神的な病気を引き起こしてしまう可能性もあるのです。
怖い話を聞いたり見たりして夜眠れないときの対処法
怖い話を観たり聞いたりした後、予想外に内容や情景が頭にこびりついてしまって眠れないということはあるでしょう。
そんな「怖い」を皆さんはどのように克服しているのでしょうか。
多くの人は、お酒の力で恐怖を忘れようとしたり、笑える画像や話を見て恐怖を忘れようとするなどして、怖い話は無理やり忘れるようにしているようです。
恐怖というのは生理的反応であり、残念ながら恐怖がなくなるまでは心理的に克服することはできません。
しかし、恐怖を感じていても「電気をつけて寝れば大丈夫」「お気に入りのぬいぐるみと寝れば大丈夫」というように、自分なりに「こうすれば大丈夫」といった恐怖を軽減する方法を見つけることができれば、恐怖を克服することができるようになるようです。
また、「知り合いと一緒にいると不安な状況でも心強さを感じる」ということが、オクラホマ州立大学のバート・スコフィールによって明らかにされているように、恋人や友人、家族など、心を許せる親しい人と一緒にホラー映画を観るなど、恐怖を感じる状況を一緒に共有することで、不安や心細さを感じることがなくなるという恐怖への対処方法もあるようです。
恐怖心や不眠で夜眠れないあなたへ〜Drからのアドバイス
精神的、肉体的にもストレスがかかってしまうと、なかなか寝付けない、夜中に何度も目を覚ましてしまう、悪夢を見たり、早朝に目が覚めてしまうなど睡眠を妨げられてしまうことがあります。
そのような状況が続くと、自分は「不眠症」になってしまったのではないかと不安になってしまうことがあると思いますが、今回は、不眠症や眠れないときに眠る方法について、心療内科医で野崎クリニック(大阪府豊中市)院長の野崎京子先生のお話を以下にまとめました。
不眠症の原因には、加齢などによる生理的原因や、風邪などの発熱等による身体的原因の他に「過度の緊張」、「精神的不安・ストレス」、「薬やカフェイン、お酒」、「環境の変化」、「うつなどの精神・神経の疾患」によるものが挙げられます。
医師に相談する際は、睡眠日誌(睡眠時間・眠る前の一日の自分の状態・途中で目覚めた回数や薬やカフェインの摂取量などについて)を2週間〜1ヶ月ほど記録したものを持参するととても役立ち、また、記録を続けることによって、自分は「不眠症」ではないと気づくことができる場合もあるようです。
次に、眠れない場合の改善策としては、平日も休日も同じ時刻に起床し、就寝することを心がけるということです。
なかなかそれが難しい場合は、起床時刻だけは守ることを心がけると良いようです。
また、就寝前に歯磨き・洗顔・着替え・軽いストレッチ・トイレに行く など、決まった行動を行うことは、脳に「眠りに入るよ」と働きかけることができ、眠る状態に入りやすくすることができることが分かっています。
その他にも、手足が冷たく血行が悪くなってしまうと眠りにくくなってしまうため、特に冷え性の人などは就寝前に手足を温めるなどの工夫をすると良いようです。
眠れないから夜が来るのが怖いと思ってしまったときに大事なこと
眠ろうとしても漠然とした不安や恐怖感から、なかなか寝付くことができないなどといった症状は、うつ病や不安神経症など、精神的な疾患から生じているる場合もあります。
また、不眠に陥ってしまっている原因が分かり、その原因や悩みが取り除かれたのにも関わらず、不眠の症状が慢性化してしまい、「今日も眠れないかもしれない」「眠らないと仕事に悪影響がでる」などというように不安が募ってしまい、不眠の症状を悪化させてしまう場合もあります。
そして、このような不安から逃れるためにアルコールに頼ってしまうという方もいますが、これはアルコール依存性になってしまう危険性があります。
このように、無理に眠ろうとすることが原因で反対に眠れなくなってしまう症状のことを、「精神生理性不眠症」と呼びます。
このような精神生理性不眠や、何となく怖くて眠れない時の対策としては、リラックスできる環境を作ってみることです。
なかなか眠ることができずに悩んでしまっている人は、眠ることに対して緊張してしまいがちなため、寝室や寝具をリラックスできるものに変えてみたりすることで、緊張感を和らげることができるかもしれません。
また、精神生理性不眠症の症状改善には軽い運動をすることが有効なようですので、眠る前にストレッチをするのも良いかもしれません。
そして、眠れないときの対策として一番大切なことは、眠れないことを気にしないことです。
無理に眠ろうとせず、気持ちをリラックスさせることが大切なのです。