1歳児の目の下にクマができた!?原因は寝不足じゃない!
夜更かしや寝不足で鏡を見たら目の下にクマができてしまっていた…なんて経験はありませんか?
クマができると大人だと疲れた顔に見え、メイクでも隠しきれないとみんなに心配されてしまいますよね。
クマができるのは大人だけだと思っていたあなた!
実は0歳や1歳の子どもにも現れるんです。今回は、そんな子どものクマについてご紹介します。
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目次
睡眠不足じゃなかった!1歳女児の目の下のクマの原因とは
乳幼児を持つ親御さんでお子さんの目の下のクマで悩んでいる方は意外と多いようです。
1歳2ヶ月の女の子を持つある親御さんの場合、お子さんは夜20時から朝6時半頃まで、お昼寝も13時から15時頃までと十分睡眠はとれているのに、クマが消えず悩まれています。
1日の半分ぐらいは寝ているので寝不足のはずはないのでしょうが、どうしてできてしまうのかと不安になっているようです。
実は知らなかったという方も多いと思いますが、子供は大人のように「クマ=寝不足」ではないんです。
これは、眼輪筋の動きの悪さから来る内部の毛細血管内の血行不良で、現代の子ども達が2才未満からクマがくっきりしているのは口輪筋なども含めて顔全体の筋肉が正しく動いていないからなのです。
特に目は眼輪筋の動きが悪くなり、まばたきがきちんとできていないのが原因だと考えられます。
ですが、一概には言えず重大な病気が隠れていることもあります。赤ちゃんのは自分で体の不調を訴えることもできません。
しっかりと様子を見て必要があれば小児科へ行くこともお勧めします。
大人とは違った!1歳未満にも現れる目の下のクマの原因
大人の場合は、目の下のクマは疲れや寝不足が原因だと思いがちですが、実はそれだけではなく病気のサインである可能性も考えられます。
目の皮膚は非常に薄く、目の周りには多数の毛細血管が集まっていて皮膚の下を通る毛細血管がうっすらと見えている状態なんです。
20代から30代で現れることの多い「青クマ」は血行不良が原因で、黒ずんだ血液がまぶたの薄い皮膚を通すと青っぽく透けて見えるのがこの正体です。つまり大人の場合は目の血行不良がクマの原因となっているのですね。
では、子供の場合はどうでしょうか?
赤ちゃんにできるクマの原因は、生まれつき目の下の皮膚が薄く、寒さなどで血行が悪くなっていたり、摂るべき栄養素がしっかり摂れていないこともあります。
よく動く活発な子供は鉄分が不足した状態になることもあるので、意識して鉄分を摂取させてあげてください。
また、小さな子供にできる目のクマはストレスが大きく関与している場合が多いです。
自律神経の乱れから血液循環が悪くなり血行不良を起こすこともあるのでストレスをためないようにしてあげましょう。
特に赤ちゃんは皮膚が薄いので目の下の静脈のうっ血が薄い皮膚を通して見えてしまうことがあります。
1歳でも注意したい目の下のクマの予防法
子供にクマができると何かの病気かと心配になってしまいますよね。
クマができる原因として大きく分けると、貧血・食事アレルギー・アトピー・体質・ドライアイなどがあります。
子供の場合はクマがあるからといって重大な病気につながることは少ないですが、アトピーならザラザラ肌になってしまうこともあり、痒くて瞼を掻いてしまい悪循環になってしまいます。
また、貧血の場合は疲れやすく、鉄分不足が原因なので食事を見直す必要があります。
今はサプリメントもあるので効率よく摂取させてあげましょう。
そしてドライアイは長時間テレビ画面やスマホを見ることによって起きやすい障害です。
瞬きが極端に少なくなり結膜や角膜が乾燥し、それと同時に瞼の筋肉が運動不足になり血行不良を起こしてクマが現れます。
少しの時間ならば大丈夫でしょうが、長時間スマホを触らせたりテレビを見せるのは控えた方が良さそうですね。
子供でも珍しくない!クマからわかる不調サインとは
目のクマは、年齢が高い人ほど現れやすいと言われますが、近頃では子供に見られることも珍しくありません。
クマは必ずしも病気が原因で起こるものではありませんが、ここで子供の場合に原因となりやすい病気や体の異常について紹介したいと思います。
まずは貧血。貧血といえば子どもとは無縁で、大人の女性に多いような気がしますが実は大人だけでなく、子供のころにも起こり特に女の子に起こりやすい症状なんです。
鉄分が不足していると顔色が悪くなり目の下にクマができてしまいます。すぐに息切れしてしまい運動が続かなくなったり、子どもであっても感情の起伏が激しくなりすぐにイラ立ったり泣き出したりと癇癪を起こしやすくなります。
次にアトピー性皮膚炎。皮膚に痒みと炎症が起こり、目の周りをこすったり引っ掻いたりすることにより色素沈着を起こしクマができてしまいます。
こすらない、引っ掻かないことはもちろんしっかりと保湿をして乾燥させないことも大切です。
オトナのクマの種類はこんなにあった!その原因と予防法
一概に「クマ」と言っても種類があるのをご存知でしょうか?
クマの種類は大きく3つに分けることができます。
まずは「茶クマ」。茶クマの原因は主に色素沈着で、アトピー性皮膚炎によるかゆみで掻きこすってしまったものや、化粧品かぶれ、クレンジングで落としきれていないアイメイクが原因になっていることもあります。
また、ストレス、紫外線、ホルモンバランスなどの目の周りのメラニンやメラノサイトの産出を促すことも、目の下のクマの原因となります。
次に「青クマ」。青クマの原因は目の周りの薄い皮膚から毛細血管が透けて青っぽく見えることです。
単に肌の色が白すぎることにより目立ってしまうことにもありますが冷えや血行不良、ホルモンバランスの乱れなども原因の一つです。アイクリームやマッサージで目の周りの血行を良くするのが効果的です。
最後に「黒クマ」。黒クマの原因は光の影で、この影を作る原因として、涙袋や眼窩脂肪によるふくらみのような見た目にも明らかな原因のほか、小じわのように小さな光の乱反射が起こる凹凸、涙トラフのような凹み、角質層の肥大や乾燥による肌のくすみなどがあります。
対処法としては皮膚のへこんでいる部分にヒアルロン酸を注入したり脱脂術などの手術があります。