目の粘膜に水疱ができた時に考えられる原因と適切な対処法
2017/06/22
目の粘膜に水疱ができた時、あなたはどんな対処をしていますか?
痛みや違和感がない場合に、そのまま放置してしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、目の粘膜にできた水疱をそのままにしておくと、目の健康を損なってしまうケースもあります。
今回は、目の粘膜に水疱ができた時に考えられる原因について詳しく調べてみました。
思い当たる症状がある場合は、早めに適切な対処を心がけましょう!
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目次
目の粘膜にできる水疱はマイボーム腺梗塞かも!
マイボーム腺梗塞
まつ毛が生える目の際の部分には、マイボーム腺という目を守るための油分が分泌する皮脂腺があります。
このマイボーム腺はおよそ70〜80個ほど存在し、乾きやすい目に皮脂の膜を作ることで、涙の蒸発を防ぎ、必要以上に乾燥しないように目の健康を維持しています。
マイボーム腺梗塞とは、このマイボーム腺が脂詰まりを起こしてしまう目の病気です。
マイボーム腺梗塞になると、目に違和感を感じ、ゴロつきや乾燥を感じやすくなってしまいます。
ひどい時にはコンタクトレンズを着用することが困難なほど、目に不調が現れてしまいます。
マイボーム腺梗塞になってしまう原因はいくつかありますが、大きな要因といてはアイメイクが関係しいています。
過度のメイクやメイクの落とし漏れなどが原因となってしまうので、たまにはアイメイクをお休みしたり、目元専用のクレンジングを使ってメイク残りがないように心がけましょう。
目の粘膜にできる水疱は麦粒腫の可能性も!
麦粒腫
聞き慣れない「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」ですが、一般的には「ものもらい」と言われることが多い症状です。
まぶたの粘膜が炎症をおこし赤く腫れることで、目に違和感・かゆみ・痛み・充血・乾燥などの症状が引き起こるようになります。
かゆみや違和感で目を触ったり擦ったりすると、更に症状が悪化してしまうことがあるのでなるべく目を清潔に保ち、手や髪の毛が触れないように心がけましょう。
麦粒腫は腫れた部分から膿が出てくることもあり、数日で症状は緩和していきます。
麦粒腫は細菌による化膿性炎症です。普段から目を清潔にしておくことが重要です。
お手入れが不十分なコンタクトレンズを使用することも原因になっているので気を付けましょう。
また、体の免疫が低下している時に症状が生じることが多いため、過度のストレス・睡眠不足などに気を付けましょう。
目の粘膜にできる水疱は霰粒腫の疑いも!
霰粒腫
「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」も麦粒腫と同じく、「ものもらい」と言われる目の病気の一つです。
霰粒腫は炎症を起こす麦粒腫とちがい、まぶたや粘膜にしこりができてしまうのが特徴です。
基本的には痛みなどは感じることはありませんが、症状が進行すると急性炎症を起こしたり、マイボーム腺の詰まりなどが生じたりして、痛みやかゆみを引き起こすことがあります。
この霰粒腫のしこりは、病院で治療することで緩和していきます。
症状が初期・軽度な場合には、抗生物質などの服薬によって改善を促していくことになります。
また点眼薬などを使用することもあります。
ごくまれにしこりの摘出手術を行うことがありますが、非常にまれなケースと言えるでしょう。
霰粒腫も麦粒腫と同様にストレスや睡眠不足・栄養不足などがきっかけとなることが多いので、日々の生活に気を付けて目の健康を維持していきましょう!
目の粘膜に水疱ができた時の正しい処置
こういった目の病気を引き起こす原因は、ストレス・睡眠不足のような内的要因だけでなく、外的ダメージが大きく影響していることが考えられます。
外的ダメージとなるものとしては、ほこりやハウスダスト・花粉などが挙げられます。
普段の環境によっては、目の健康を著しく損なう原因になってしまうので、日々気を付けておくことが重要です。
●部屋は清潔に保つ
空気中にハウスダストが浮遊していると、眼球や目の粘膜に付着してしまい、細菌の侵入・繁殖、ドライアイを引き起こしてしまいます。
部屋は掃除をこまめに行い、晴れた日には換気を行うようにしましょう。
●花粉対策
飛散している花粉は目だけでなく鼻や皮膚のダメージ要因にもなってしまいます。
花粉量が多い時期には、眼鏡やゴーグル、マスクなどを使用して体への侵入を防ぎましょう。
室内に入る時は、衣服に付いた花粉をしっかり落とし、うがいや手洗いを習慣づけておきましょう!
目の粘膜に水疱が!注意すべきポイント
上記でご紹介した目の病気は、軽度であればしっかりケアをすることで、比較的早く改善していく症状です。
目の症状を悪化させないためには、生活の中でいくつか注意しておきたい点があります。
1.目を擦らない・触らない
目に炎症やしこりなどが生じている場合は、気になって必要以上に触ってしまったり、かゆみによってゴシゴシと擦ってしまったりすることがあります。
ですが、その行為が症状を悪化させてしまう一番の原因と言えるでしょう。
また、こすることで目の角膜事態に傷が入り、視力低下や更なる目の病気を生じいてしまうので、患部を触ることは控えましょう。
前髪が刺激になることもあるので、症状がある時には、患部に前髪がかからないようにしておきましょう。
2.病院を受診する
あまりに症状が酷い場合や、かゆみが治まらない時には、直ちに眼科を受診しましょう。
症状によっては、上記にご紹介した病気以外の目の疾患であることも考えられるため、早期の適切な対処が重要になります。
気になる症状がある時には、自己判断せずに早めに病院を受診しましょう!