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肋骨骨折!全治に至るまでに必要な治療とポイント

   

肋骨骨折!全治に至るまでに必要な治療とポイント

意外なきっかけも骨折してしまう肋骨。

気づかない間に骨折し、発見が遅れてしまうこともしばしばあります。

骨折中は生活にも影響が出るため、早めの完治が重要です。

今回はそんな肋骨骨折について詳しく調べてみました。

完治するために重要な治療やホームケアなど、ぜひ参考にしてみてください!

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肋骨骨折で生じる症状

肋骨を骨折すると、まず痛みが生じることが気づくきっかけになることがほとんどです。

肋骨の骨折は、何かにぶつかったり、当たったりしてしまった時だけではなく、くしゃみや咳などでも骨折してしまうこともあるのです。

自分が意図していない瞬間に骨折した場合、痛みによって違和感を覚えるようになります。

肋骨の骨折は胸部と背部の痛みが特徴的です。

肋骨は内臓を包むように、胸部は胸骨、背部は背骨にくっついているため、骨折した箇所によって胸部や背骨に痛みを生じてしまうのです。

痛みは、動いたりした時に痛むだけでなく、深呼吸や咳、笑った時などに痛みがあります。

また、胸骨は肋軟骨と言われる軟骨で構成されているため、初期段階ではレントゲンにはうつりにくく、ヒビの状態を確認できるようになるまで2〜3週間という期間を要する場合もあります。

骨折箇所が肋軟骨ではなく、肋骨であればすぐに発見することができるので、胸部や背部に痛みを感じた時には、早めに病院を受診し、骨折を発見することが重要になります。

痛みがあって整形外科を受診して異常がなかったとしても、肋骨の痛みが続くようであれば、数週間後にまた整形外科を受診してみましょう。

肋骨を骨折…完治には正しい治療を!

では、実際に肋骨骨折の可能性がある場合は、どの病院を受診するべきなのでしょうか。

肋骨骨折はレントゲンを撮ることで判断できるケガなので、どの科を受診してもよいのではと思われるかもしれません。

しかし、先ほどお伝えしたように、肋軟骨の骨折の場合にはレントゲンにうつりにくいため判断が難しく、診断が難しいことがあります。

その点、骨折を専門的に扱っている整形外科であれば、今までの症例や可能性、医師の経験などから比較的軽度なわかりづらい骨折を発見することもできます。

また、受診した科で肋骨骨折を診断された場合も、治療は整形外科に…と説明されることも多いため、胸部・背部の骨の痛みであれば、まず整形外科を受診することをお勧めします。

その他、痛み以外に複合した症状がある場合は、一番気になる症状の専門機関を受診するようにしましょう。

肋骨骨折の完治には、まず正しい診断と適切な早期治療が重要です。そのためにも受診する病院選びも重要なポイントになります。

肋骨骨折完治までの期間は?

肋骨を骨折した場合、完治までにはどのくらいの期間がかかるものなのでしょうか。

これは骨折の箇所・症状・年齢・生活スタイルなどによっても違い、一概に決まった期間はありません。

肋骨に軽度なヒビが入った場合、完全に安静状態を保つことで2〜3週間程度で骨は再生されるようになり、症状が緩和されていきます。

骨は骨芽細胞破骨細胞を毎日繰り返し、自然に治癒できるようになっていますが、ヒビのような小さなダメージでも数週間の治療を要してしまうのです。

しかし、この新陳代謝も加齢によって、年々その働きは衰えていくため、新陳代謝が活発に行われている子供と大人では、完治までにかかる期間はずいぶん差が出てしまうのです。

また、高齢者は更に期間を有するため、治療期間は個人差があることを理解しておきましょう。

完治のために知っておきたい!肋骨骨折について

肋骨骨折は、胸部外傷と言われる中でも、最も多く見られる症例と言えます。

肋骨骨折に至る経緯には2タイプあり、まず外からの衝撃により肋骨に強い力がかかり、その部位が骨折に至る直達外力、また外からの衝撃により、その力を受けた箇所から離れた場所で骨折に至る介達外力に分けられます。

年少者は肋骨自体に柔軟性があるため、基本的には肋骨骨折を起こしづらい傾向にあります。

しかし、加齢とともに、この柔軟性が損なわれ、肋骨がもろくなっているため骨折を起こしやすく、ちょっとした外力でも肋骨骨折を起こしやすくなってしまします。

高齢者になると、日常生活の些細なきっかけでも骨折してしまい、症状の悪化・長期治療・合併症状などの危険性もあるので、十分に注意しておきましょう。

肋骨骨折を起こしやすい部位は、左右に12対ある肋骨のうち、第4〜8肋骨です。

肋骨を骨折…完治までの治療

肋骨を骨折した場合、心臓や肺などへの影響や合併などがない症状であれば、痛み止めの服用や湿布などを使用した「保存療法」と言われる骨の新陳代謝をサポートする治療が主になります。

また骨折により湯良い痛みを伴っている場合には、この服薬や湿布の治療と併用して、コルセットなどで圧迫固定することになります。

骨折患部を固定することで、生活中に生じる患部の動きを制限できるので痛みの軽減につながります。

しかし圧迫固定をすることで、呼吸や運動機能の低下が懸念されます。

このため、固定治療後には、低下した機能を高めていくためのリハビリが重要になります。

肋骨骨折の状態が重度や合併が見られる時、また骨折治療が難しい箇所だった場合には、外科的手術が必要になることもあります。

その場合には、入院・通院・リハビリと、更に完治まで長い治療を受けることになります。

肋骨骨折の治療中のポイント

1〜2本程度の肋骨骨折であれば、上記で述べた治療が中心となっていきます。

自然治癒により、患部が元の状態へと戻っていきます。

もともと小さなきっかけで骨折してしまう肋骨なので、一度骨折しているため、骨はもろくなっています。完治までは極力安静にすることが大切です。

特に振り返るときのひねりが、肋骨に影響してしまうこともあるので、日々の生活におけるダメージには細部に注意が必要です。

また完治を急ぎすぎるあまり、骨折患部が不安定な状態のままリハビリを始めてしまう人がいます。

これも骨折患部には大きなダメージになってしまうので、絶対に控えておくことが必要です。

一度機能が低下しているので、元の状態に戻すまでには、ゆっくりと時間をかけてリハビリを行うことになります。

医師の判断や指示に従い、適切な状態で効果的なリハビリを行うようにしましょう。

完治は大変…肋骨が骨折する理由

肋骨を骨折してしまうのは、外部からの衝撃だけではありません。

「疲労骨折」という、骨に疲労が蓄積することにより生じる骨折もあるのです。

肋骨骨折と言えば、どこかにぶつかったり、何か物が当たったり、また交通事故などでも生じる、どなたでも起こる可能性がある骨折と言えます。

それに比べ、「疲労骨折」はスポーツ選手のような骨や筋肉に継続的に負荷をかけ極限状態にまで追い込むことで生じる骨折です。

テレビのニュースなどでスポーツ選手の「疲労骨折」などよく聞かれますが、主に野球選手やゴルファーなど、肋骨骨折は主に上半身をよく使うスポーツの選手によくみられる症状です。

また加齢により骨粗しょう症などの骨自体の強度が低くなってくると、私たちのようなスポーツとは無縁の生活をしていても、くしゃみや咳などの一定の負荷が骨に対して一瞬の衝撃になり「疲労骨折」を起こしてしまうこともあります。

肋骨骨折の全治に役立つバストバンド!

肋骨骨折の治療で使用するコルセットは、バストバンドともいわれ、早期完治のためには適切に使用することが大切です。

まず腰に使用するコルセットとバストバンドの使い方の大きな違いは、胸部の伸縮性です。

腰と違い、呼吸と共に胸部が開き、その動きに合わせて肋骨も一緒に動いています。

そのことからも、胸部を圧迫固定するためには、肋骨が一番しまっている時に使用する必要があり、肋骨が開いている時に合わせてバストバンドを巻いてしまうと、十分な圧迫ができません。

バストバンドを巻く時には、まず軽く息を吸い、吐き出します。これを2度繰り返し、最後に息を吐き切った状態でバンドを巻いていきましょう。

こうすることで自然な状態で骨盤を締めることができるので、無理せず効果的にバストバンドを使用することができます。

また骨折箇所は、バンドの伸縮性がない部分を当てて巻くと、しっかり固定され早期完治に効果的と言えるでしょう。

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