基礎体温がわかりづらい…高温期でも体温が低い原因と妊娠への影響

妊娠を望んでいる方の中には、基礎体温を付けている人も多いことでしょう。

しかし高温期になっても体温が低く、なかなかタイミングがわかりづらいという場合も多いようです。

ではなぜ高温期になっても体温が低いままなのでしょうか。

また、妊娠にはどのように影響するのでしょうか。

気になる原因や対処法を調べてみました。

ぜひ参考にして、タイミングを合わせて妊活を頑張りましょう！

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高温期がわかりづらい！基礎体温が低い原因

高温期と低温期の体温の差は約0.3〜0.6度ほどです。

全体的に体温が低く、くっきりと２層に分かれていない人の多くは、ホルモンバランスの乱れによるものです。

無理なダイエットや不規則な生活など、生活習慣を見直しましょう。

女性ホルモンは、生活習慣やストレスなどの影響を受けやすく、寝不足や疲労、食生活の乱れや、過度なストレスが原因でバランスが崩れてしまいます。

薄着をしたり、冷たいものばかり飲んだりしていると、体が冷えて血行が悪くなり、その結果体温が低くなることもあります。

基礎体温が低めでも、目に見える症状はないため気づかないことが多いですが、全身の血行が悪い状態のため、酸素や栄養が十分に行きわたっていないことが考えられます。

そのため疲れやすかったり、免疫力が落ちて病気になりやすいこともあります。

血行不良で腰痛やむくみも現れることがあります。

体質だから仕方がないなどと思わずに、体を温めて基礎体温を上げる努力をしましょう。

体が冷えがちな人の多くは、運動する習慣がなく、筋肉量がもともと少なかったり、年齢とともに徐々に筋肉が低下していて、代謝が悪くなっていることが原因です。

もとの燃焼エネルギーが弱く、体が冷えがちで体の中の様々な機能が冷えによる血行不良で衰えているといえます。

高温期なのに基礎体温が低い…妊娠への影響は？

高温期が低い場合や高温期が途中で下がったりする場合は、黄体機能不全の可能性があります。

そのため、基礎体温が低いと、妊娠できないわけではありませんが、妊娠できる確率は低くなります。

基礎体温が35.5度より低い人は低体温と言います。

体温が低いと酵素の働きが低下して血行不良になり。免疫力が下がってしまいます。

風邪をひきやすかったり、肌荒れが気になる人は妊娠しやすい状態とは言えません。

体温が高い人に比べて妊娠しにくいと言えるでしょう。

女性は男性に比べ筋力が少ないため体が冷えやすいので、特に下腹部の冷えには気をつけましょう。

運動せずに食事だけでの過度なダイエットにより、筋肉量が落ちてしまうと、体は冷えやすくなってしまいます。

婦人科系の病気になる確率も上がり、血行不良で卵子の質が低下するおそれがあり、妊娠できる可能性も低くなります。

基礎体温が低いと排卵もうまくいかなかったり子宮内膜が厚くならず、受精卵が着床できません。

また高温期が低く、低温期しかない場合には、排卵が起きていない無排卵の状態の可能性もあります。

これから妊娠を希望している女性は、体を冷やさないように適度な運動で体温を上げ基礎代謝をあげてみると妊娠する確率も上がるでしょう。

高温期がわかりづらい…いつもの体温が低いと基礎体温も低くなる！

普段の体温が低いと、体全体が冷えているということになります。

体が冷えると、血液の流れがスムーズに流れていなく、体温を上げるための燃焼させる筋肉が少ないなどの原因がありますが、特に女性にとって血流の滞りは解消したい問題です。

血流が滞ると、子宮や卵巣などその周りの筋肉に行きわたる血液量も少なくなって、卵子の質が低下したり、十分な栄養が行かないために生殖機能が低下するとも言われています。

自律神経も乱れやすくなり、交感神経と副交感神経のバランスがとれていなく、そのためホルモンの分泌もバランスを崩し、卵子の成長がうまくいかなかったり、子宮内膜が厚くならなかったり、ときには生理痛がひどくなったりすることもあります。

低温期と高温期の差は0.3から0.5度あれば二層になっているので排卵はしている状態です。

妊娠を希望しているのなら冷えを改善する必要があるでしょう。

体温が上がると免疫力が向上して自律神経のバランスも整いやすいので生理不順などのトラブルが解消される可能性は十分あります。

日頃から適度な運動を心がけ体温を上げることで解消できます。

有酸素運動は全身の血流の巡りをよくして体を芯から温めます。

激しい運動ではなくジョギングやウォーキング、ストレッチなど手軽な運動で体を温めることができます。

忙しくて運動する時間がない人は、階段を使うことや早く歩くだけでも効果はあります。

体を動かすようにしましょう。

高温期に基礎体温が低いのは妊娠時の着床が原因！？

毎日計る基礎体温ですが、受精卵が着床する時期に少し下がるケースもあります。

高温期が続いているなら安心ですが、少しでも下がってしまうと不安になってしまいますよね。

まれに高温期に体温が一時的に下がっても着床する場合もあります。

国内ではありませんが、外国では基礎体温が下がるのは着床の合図として知られています。

着床の際に受精卵が子宮内膜に潜り込むので、少し出血するケースもあります。

一時的に体温が下がっても妊娠が確定したのではなく、妊娠した可能性があるということ。

高温期が続く場合は産婦人科を受診してみましょう。

他に高温期の着床する時期に体温が下がる理由は、急激な黄体ホルモンの分泌が原因です。

黄体ホルモンが増えるまでに一時的に体温が下がることがあります。

黄体は赤ちゃんのベッドとなるふかふかの内膜を作る働きをします。

黄体ホルモン分泌が最も多い時期はだいたい排卵から1週間後くらいです。

妊娠しなかったときには徐々に分泌が減っていき生理になります。

妊娠している場合は最も分泌の多い時期から3日めくらいで着床します。

そして黄体ホルモンは赤ちゃんのために分泌し続けて高温期が続くのです。

普通基礎体温は生理の周期に合わせて低温期と高温期を繰り返していきます。

28日周期だと低温期が13日くらいで2日ほどかけて高温期になり13日くらい続くのが一般的な基礎体温です。

高温期になって1週間くらいのところで基礎体温が一時的に下がることがあり、インプランテーションディップと言われ、アメリカでは着床時期に起きる現象で妊娠の前兆とも考えられています。

基礎体温が低いまま高温期を迎えて妊娠となることも

私の基礎体温は低温期が36.2度くらいで高温期が36.5度くらいです。

毎日計っていますが排卵日がよくわかりません。

生理の周期も26〜41日と不順ですが、高温期でもいきなり下がったりしてましたが体調もすぐれないのでもしかしてと思い、妊娠検査してみると陽性反応がでました。

基礎体温は個人差もありますが人それぞれでいろんなパターンの基礎体温があると思います。

毎朝、体温を見て一喜一憂するより健康に過ごすために体作りはもちろん、心も健康でいられるよう意識したほうがいいのではないかと思います。

体温が下がったからってすぐに生理になるとは限らず、下がって、少量の出血をみて生理だと思っていたら着床出血だったってこともあり。

体温が低いのに妊娠していた、なんて方もおられます。

寒い季節の朝は冷えるので体温も狂うことがあるようです。

体質改善で基礎体温をあげることができるので、毎日を健康に過ごして心も健康に過ごせるようになると妊娠する確率もあがるのではないでしょうか。