足を長くする手術があるって本当?気になるISKD法とは…

日本人は胴長・短足と言われ、欧米諸国に比べるとスタイルの悪いイメージがあります。
そこで注目したいのが「ISKD法」という足を長くする手術があるということです。
スラッと長い足はスタイルアップするためには重要なポイントです。
「ISKD法」とはどんなものなのか、詳しくリサーチしてみました。
ぜひ参考にして、スタイルアップを目指しましょう!
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
-
食事中の水分摂取は要注意!飲み過ぎで太る原因と効果的な飲み方
食事中に水分をとる人は多いでしょう。ダイエット効...
-
-
声を大きくするためには腹筋だけではない!必要なある部分とは
声を大きくするために腹筋を鍛えるといいと言われる...
-
-
正しい薬の飲み方!水ではなくお茶で飲んでも大丈夫
薬を飲む時には、一般に水かぬるま湯で飲むのがよい...
-
-
夜食べ過ぎないようにする方法と翌朝の対処法
夜お腹が空くと、どうしても気になって何か食べたく...
-
-
ウォーキングをしても体重が落ちない人のための効果的な方法
最近、健康志向の高まりを反映してか、ウォーキング...
-
-
寝違いが原因で首が痛い…病院での治療と自分でできる対処法
朝目が覚めると寝違いで首が痛い、というのは多くの...
-
-
ラーメンのスープを飲まないほうがいい?カロリーや塩分の減らし方
いまや日本人のソウルフードとなったラーメン。その...
-
-
アルコールを飲んだ前後は運動してもよい?カラダへの影響と吸収
汗をかいて喉が渇いた運動後に飲むお酒の味は、まさ...
-
-
ニンニク料理を食べても臭わない!においを抑える方法
ニンニクを使った料理はにおいで食欲がそそられるも...
-
-
女性が美脚を手に入れるために必要な筋肉トレーニングのポイント
女性にとって、すらっと長く引き締まった脚は憧れで...
-
-
肩こりに磁気ネックレスが効果あり?その仕組みとそれ以外の緩和法
パソコンを使って長時間のデスクワークや、家事や子...
-
-
卵はダイエットに不向き?低カロリーな白身が実はおすすめな理由
栄養価が高いことで知られている卵。
<...
-
-
男性にもある更年期……怒りっぽくなったら要注意!
更年期というのは女性だけのものと思わ...
-
-
義母と同居している妻にとって悩ましい介護のコツ
女性は結婚すると、当然ですが、義父や義母との関わ...
-
-
大豆は万能!?豆腐と納豆の健康の効果とは
大豆が体にいいということは聞いたことがあるでしょ...
-
-
気になる女性必見!筋肉トレーニングとストレッチによるO脚改善法
女性のなかには、脚のことで悩んでいる人が多いのではないでしょ...
-
-
シャンプー・リンス選びのポイント!ノンシリコンの良いとこ悪いとこ
長年のカラーリングやパーマの繰り返しで髪のダメージが気になる...
-
-
爪が短い女性に対する男性の印象とは?短い爪におすすめのカラー
女性は長い爪に憧れる傾向がありますが、男性は爪が...
-
-
白髪が治ると話題!黒ゴマの効果・摂り方のコツ
中年期に差し掛かると、ちらほらと現れ始める白髪に...
-
-
顔のできものは脂肪?ブツブツは稗粒腫の可能性も…原因・対処法
顔の周りに白いブツブツができるとニキビだと思うか...
スポンサーリンク
目次
足を長くする手術「ISKD法」とは?
今まで足を伸ばす手術としては「イリザロフ法」という、人工的に骨を骨折状態にし、創外固定によって骨の治癒と共に長さを伸ばしていくものが一般的でしたが、最近は「ISKD法」が主流になってきています。
基本的な方法は「イリザロフ法」も「ISKD法」も同じような工程になりますが、「イリザロフ法」は器具を外部固定するのに比べ、「ISKD法」は内部で固定するようになります。
遠隔操作により、内部に取り付けた器具を伸縮させることができるので、状態を見ながら調節していきます。
器具を内部に固定していることにより、外部固定による炎症や感染症のリスクが少なく、見た目にも手術をしたことがわかりづらいため、精神的な負担も少ないといった傾向にあります。
この手術はスタイルアップを目的としているだけではなく、事故などにより片足を損傷してしまい、左右で長さに違いが出てしまった方にも用いられる手術です。
足を長くする手術「ISKD法」の良し悪し
足を長くする…と聞くと、スタイルアップするための夢のような手術と感じますが、医療行為であるためメリットだけではなくデメリットをしっかり理解しておく必要があります。
この手術に一番のメリットは、外見の変化と言えるでしょう。
先ほどもお伝えした通り、スタイルアップだけではなく、損傷した足の再生を目的とした施術でもあるため、精神的なストレスから解放されるきっかけになるでしょう。
また「イリザロフ法」よりも「ISKD法」を選ぶメリットとしては、手術後の痛みが少なく、炎症や感染症のリスクも少ないことが挙げられます。
デメリットとしては、「イリザロフ法」に比べ「ISKD法」は、足を伸ばせる範囲が短いことです。
またこの手の手術はリスクも大きいため、現在日本でこの手術を行っている医療機関はほとんどありません。
そのため、手術のためには渡米する必要があり、手術以外にかかる費用負担がかなり大きくなってしまいます。
足を長くする「ISKD法」にかかる手術費は?
では実際に「ISKD法」を施術する場合、どのくらい費用がかかるのかを見ていきましょう。
日本国内では「イリザロフ法」も「ISKD法」も、施術可能な機関は少ないため、自宅から離れた病院を受診することもあるため、交通費や距離に応じて宿泊費などは必要になります。
実際に「ISKD法」を施術している病院によれば、手術費の概要として
ISKD 法 (片足)
ISKD1本 ¥5,940,000
ISKD 法 (両足)
ISKD2本セット価格 ¥9,720,000
と記載されています。こちらは2015年時点での手術費となるので、変動はありますが、だいたい国内で手術する場合、両足で1000万円近くの費用がかかるということになります。
また手術前後、状態によってはしばらくは安静療養が必要になる場合もあります。
休職する必要がある場合は、その間の生活費なども試算に入れておく必要があると言えるでしょう。
足を長くする「ISKD法」の気になる手術後
「ISKD法」であれば、外見は全く手術したことを周りに知られることはありません。
術後の経過が良ければ、翌日から普通の生活に戻ることも可能です。
手術後も入院の必要はなく、麻酔が冷めればそのまま帰宅できるというのもメリットと言えるでしょう。
手術後の生活面では、足に負担がかかるようなことでなければ、通常通りの生活を送ることができます。
術後は自宅にて毎日1㎜ずつ骨を伸ばすようになります、1㎝伸ばすごとに10日程度必要となり、その伸びた骨を安定させるために器具で補強する期間はその2倍程度必要となります。
その間、激しい運動や足に負担がかかることは避ける必要があります。
器具を装着している間は、定期的に病院を受診し、経過観察が必要になります。
治療自体は、かなりの日数や制限がありますが、比較的安定し、手術前と変わらない生活を送ることができる方がほとんどです。
足を長くする手術「ISKD法」を受ける前に知っておくべきこと
「イリザロフ法」に比べると、安定的な術後や回復が期待できる「ISKD法」」ですが、やはり合併症やその他のリスクがあることは理解しておきましょう。
またこの手術のネックとしては多額の費用がかかってしまうということです。
術後、完全に元の生活に戻るまでには、かなりの時間が必要になります。
元の体力に戻すためにも、リハビリにかなりの時間を有することになります。
足を伸ばすことが、手術にかかる費用や時間と見合うのであれば、検討してみても良いのではないでしょうか。
そして自分の理想とする伸び幅よりも、実際の伸び幅が少ない場合も多々あります。
1㎝伸ばすだけでも、かなりの負担がかかってしまうので、手術をすることで一気に足が伸びるわけではないことも理解しておきましょう。
手術前は、自分の希望や不明な点など、しっかり医師に相談し総体的に手術を行いかどうか考えてみましょう。