牛乳にヨーグルトを混ぜるだけ!自家製ヨーグルトの作り方
自家製ヨーグルトを手作りするというと難しそうですが、実はそうでもありません。
牛乳に市販のヨーグルトを混ぜるだけで作れるのです。
また、牛乳は野菜や果物と合わせてスムージーにしたり、ヨーグルトは乳酸菌の働きで腸内環境を整えたりといったヘルシーなイメージもあります。
組み合わせるとより健康に良さそうですね。
今回は、牛乳とヨーグルトを使った自家製ヨーグルトの作り方とコツをご紹介しましょう。
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目次
牛乳とヨーグルトを混ぜると自家製ヨーグルトに!作り方と注意点
【材料】
- 成分無調整の牛乳…500ml
- 市販のヨーグルト…大さじ2杯
- 容器…容量は600ml、密封できるタイプ
- 保温バッグ…100円ショップにあるものでOK
【作り方】
- 牛乳を鍋に入れ、沸騰する直前まで弱火で温め容器に移す
- 45℃ぐらいになったら市販のヨーグルトを加えて混ぜる
- 保温バッグに入れて温かい場所に8時間〜12時間ぐらい放置する
市販のヨーグルトは、まだ口を付けていない開封したばかりのものを用意してください。
また、ヨーグルトを牛乳に入れる時は、温度が高すぎると乳酸菌が死滅してしまうため、必ず温度を確認してから行いましょう。
そして、使用前の容器やスプーンはきれいに洗い、熱湯を1分以上かけて消毒した後は、雑菌の繁殖を防ぐためふきんで拭くのは避けてください。
それから、ヨーグルトができているか確認する時は、雑菌が混入しないようにふたを開けないように注意してください。
自家製ヨーグルトを作る時のポイントをまとめると次のようになります。
- 使用する容器や器具はすべて熱湯消毒を行う
- 温めた牛乳に市販のヨーグルトを混ぜる前に温度を確認する
- ヨーグルトの状態を確認する時は密閉したまま行う
- プレーンヨーグルト…500ml
- スキムミルク…75g
- プレーンヨーグルトまたはカスピ海ヨーグルト…大さじ2杯
- 豆乳+牛乳…500ml(3:2の割合がおすすめですが好みで構いません)
雑菌が入ったり、乳酸菌が死んでしまったりするとヨーグルトがうまくできません。
手作りヨーグルトを作る手順はそれほど複雑ではありませんが、上手に作るには、清潔を心がけ、温度に気を付けることが大切です。
スキムミルクや豆乳で作る自家製ヨーグルトのレシピ
スキムミルクを使ったヨーグルトの作り方
テレビや雑誌でも話題になったスキムミルクヨーグルトはダイエット効果も期待できます。
ヨーグルトにスキムミルクを加えよく混ぜ、キッチンペーパーを挟んでふたをします。
半日ほど室温において完成です。
作る時は、ヨーグルトのパックをそのまま使うと簡単です。
豆乳を使ったヨーグルトの作り方
豆乳は、牛乳代わりに飲む人もいるでしょう。
ヨーグルトに混ぜることで豆乳の栄養もとることができます。
ただ、ヨーグルトは牛乳によって乳酸菌が増えるため、自家製ヨーグルトを上手に作るには必ず200ml以上入れてください。
牛乳と豆乳を混ぜたものを鍋に入れて40℃まで温めます。
そこにヨーグルトを加えて混ぜ、魔法瓶で保温しながら1日〜2日間待てば完成です。
カスピ海ヨーグルトの場合は、牛乳と豆乳を温めずそのまま加え、室温で寝かせます。
カスピ海ヨーグルトを作る時のポイント!混ぜる牛乳の種類に注意
カスピ海ヨーグルトは、クレモリス菌を発酵させて作ります。この菌は常温でも発酵するので、自宅で手軽にヨーグルトを作ることができます。
ただ、作る時には牛乳の種類を確認しておくことが大切です。
種類によってはカスピ海ヨーグルトを作ることができない場合もあり、注意が必要です。
カスピ海ヨーグルトを作る時に最適なのが成分無調整牛乳です。その他、ジャージー牛乳や濃厚牛乳でも可能です。
しかし、低脂肪乳や無脂肪乳になると上澄みが多くなる傾向があり、低温殺菌乳や栄養強化タイプの牛乳も固まらずうまく作れないことがあるのでおすすめできません。
それ以外にも、フルーツ牛乳やコーヒー牛乳など味がついているものも使用には適していません。
カスピ海ヨーグルトを作る時は、成分無調整の牛乳がベストです。
種類が違うヨーグルトを混ぜるとどうなる?期待できる効果とは
ヨーグルトを混ぜても効果はある?
市販されているヨーグルトは、各メーカーが研究し発見した独自の乳酸菌が使われていますが、混ぜると喧嘩して効果がなくなると心配になるかもしれません。
あるいは逆に、相乗効果でより健康になるのではないかとも考えられますが、実際はどうなのでしょうか?
そもそも、ヨーグルトは1種類の乳酸菌だけで作ることはできません。
つまり、ヨーグルトは複数の乳酸菌を発酵させて作るものなので、乳酸菌同士が喧嘩する心配はいりません。
むしろ、乳酸菌が上手に連携しあっているからこそ発酵できるのです。
代表的なものとして、ブルガリア菌とサーモフィラス菌という2種類の乳酸菌による発酵があげられます。
このふたつの菌は、互いにエサになるものを作り合いながらどんどん増えて発酵を進め、牛乳をヨーグルトにするのです。
ですから、種類が異なるヨーグルトを混ぜても問題ありません。
腸の中に存在する乳酸菌の働き
また、腸の中には人間にとって有益な働きをする「善玉菌」と呼ばれる細菌が存在しています。
これらの多くは複数の乳酸菌であり、互いに助け合い増殖することで有害な物質を作る悪玉菌を抑える働きをしています。
つまり、健康を維持するためには乳酸菌の摂取が大切だと言えます。
種類の違うヨーグルトを食べるのは合理的
以上のことから、種類が異なるヨーグルトを混ぜて食べるのは健康面で大きなメリットがあると考えてよいでしょう。
意外と多い?牛乳に混ぜるとおいしいもの
●きな粉
きな粉と牛乳を混ぜるとココアのように香ばしくほんのりした甘さを楽しめます。
●ヨーグルトと砂糖
ヨーグルトシェイクのような食感になります。
●フルーツ缶のシロップ
牛乳と組み合わせることでフルーチェのような味わいになります。
●オロナミンC
意外な組み合わせですが、牛乳と混ぜることで炭酸の刺激が和らぎ甘さだけが引き出されます。
ほどよい甘みが絶妙で、この組み合わせが好きだという人は多いようです。
●三ツ矢サイダー
テレビの企画で知った人も多いかもしれません。
試してみると意外とカルピスソーダのような感覚でおいしかったという声もありました。
●オレンジジュース
独特のとろみが好きという意見もありますが、好き嫌いは分かれそうですね。
●いりごま
香ばしいゴマと牛乳の組み合わせも好評です。
ペースト状のゴマを混ぜるのもおすすめです。
牛乳やヨーグルトと混ぜると合わない果物
避けたほうがいい4種類のフルーツ
牛乳やヨーグルトに果物や野菜を入れてミキサーにかけると健康的な飲み物ができます。
とは言え、乳製品を使ったスムージーを作る場合、パイナップルやパパイヤ、メロン、キウイフルーツなどの果物には注意が必要です。
これらの果物には乳製品のタンパク質を分解し、苦みのもとになる酵素が含まれています。
例えば、パイナップルを食べた時に口の周りがヒリヒリするのは、ブロメラインというタンパク質の分解酵素の働きによるものと言われています。
ですから、このような酵素が含まれる果物と牛乳やヨーグルトのような乳製品との組み合わせはおすすめできません。
缶詰のフルーツはOK
ただ、パイナップルが好きで使いたいこともあるでしょう。そんな時は、フルーツの缶詰がおすすめです。
缶詰のフルーツは、一度加熱され、酵素の働きが失われているので、牛乳やヨーグルトと混ぜても苦みは出ません。
しかし、パイナップルの缶詰は甘すぎて苦手な人もいると思います。
その場合は、果物と乳製品をミキサーにかけた後、分解が進まないうちにすぐに飲むといいでしょう。