空腹を我慢するとかえって太る可能性も！上手なダイエット法

ダイエットを考えている人は、空腹を我慢してできるだけ食事を控えているという人も多いのではないでしょうか。

確かに食べ過ぎると太りますが、かといって無理な食事制限は、逆に太る原因にもなるのです。

それでは、ダイエットをしながら上手に食事を摂るにはどのようにすればいいのか、ご紹介してまいりますので、ぜひ参考にしてください。

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空腹を我慢しすぎると逆に太る原因に！

ダイエットするには、何も食べずにいればいいのでは、と思いがちですが、果たして本当でしょうか。

空腹を我慢すると、食欲を刺激するホルモンが増加します。

そのために、一層食欲が増すというという悪循環に陥ります。

その結果、ついには我慢しきれずにたくさん食べてしまうということになってしまいます。

また、空腹になると体内の脂肪を燃焼することによってダイエット効果があると考えている人も多いようです。

しかし、これもダイエットを考えた場合には誤解であり、空腹状態が長くなると、次に摂取した食事を少しでも多く脂肪として取り込んでおこうとする体質になるため、逆効果なのです。

つまり、空腹状態が長くなるのを避けることが、上手なダイエット法につながると言えるでしょう。

お腹が空いたと感じたら、我慢せずに低カロリーで腹持ちのいいものを少量食べるように工夫することが大切です。

空腹を我慢しても太るのは食生活の乱れから

きちんと食べているつもりでも、栄養バランスが偏っていると、体にとって空腹状態が生じます。

例えば、炭水化物は必要量食べていても、タンパク質やビタミン、ミネラルなどが欠けていると、栄養失調となりダイエット効果は得られません。

炭水化物は摂りすぎると確かに太る原因になり、特に外食が多い人は注意したいものです。

タンパク質は健康なお肌や筋肉など体を作るために欠かせない栄養素であり、肉や魚、乳製品などの動物性のものと、大豆などの植物性のものがあり、いずれもバランスよく食べる必要があります。

ビタミンやミネラルは、緑黄色野菜やキノコ類、海藻類などに多く含まれていて、炭水化物をエネルギーに変える、あるいは脂肪を燃焼させるといった効果があります。

ダイエットを無理なく効果的に行うためには、これらの栄養素をバランス良く摂取することが大切です。

太ることを防いでうまく空腹を我慢する方法について

そもそも、空腹感とはどのようなメカニズムで生じるのでしょうか。

空腹になると、血液中の糖分が減る、いわゆる血糖値が下がる状態になります。

すると、体は蓄積されている脂肪を分解してエネルギー源にしようとします。

分解されて血液中に放出された脂肪の一部は遊離脂肪酸となって脳に届き、摂食中枢を刺激します。

これによって脳が食事をするように命令し、空腹感を生じるようになるのです。

以上を踏まえた上で、どのように無理なく空腹感を我慢すればいいかを考えてみましょう。

それは、血液中に糖を加えることなのですが、甘いものを食べたり飲んだりする、という意味ではありません。

肝臓に溜まっている糖分、すなわちアドレナリンを分泌させるという方法です。

アドレナリンを分泌させるためには、興奮する、運動する、の2つの方法があります。

テンションの上がる映像や写真、音楽など、独自の興奮する方法を試してみるといいでしょう。

運動は、激しいものでなくても、ほんの軽い運動で十分効果があります。

太ることを気にして空腹を我慢することのデメリット

手っ取り早いダイエット法として、食事を摂らなければいいのではないかと考えている人も多いようですが、食べないことによるデメリットも多くあります。

それは、肌荒れ、不健康的な体になる、リバウンド、などです。

例えば、炭水化物ばかり食べてタンパク質の摂取が減少すると、お肌がカサカサになる、あるいはシミやシワなどの原因となります。

たとえ痩せることができたとしても、美しく痩せなければ、意味がないですよね。

栄養バランスの取れた食生活を心掛け、そして適度な運動をすることによって体の筋肉量を増やすことが大切です。

筋肉が増えるということは、相対的に脂肪が減少することになり、そして太りにくい理想的な体質になります。

無理な空腹の我慢は、ストレスが溜まってリバウンドの原因となり、かえって食べ過ぎて太ってしまうことになりますので控えましょう。

太るのを気にせず、空腹時に我慢せずに食べてもいいものについて

空腹を我慢するのは、かえってダイエットにはよくないということがわかりました。

それでは、栄養バランスを心掛けること以外に、空腹になったらどのようなものを食べれば太らずに済むのでしょうか。

まずは、低カロリーの食べ物を選ぶようにします。目安としては、カロリーが200kcalまで控えるようにしましょう。

また、水分の多い汁物などは少量でも満腹感を得られますから、おすすめです。

できるだけ胃腸に負担をかけないものを食べるという事も大切で、消化の良いものや温かいものを食べるようにしましょう。

生活習慣にも気を付けることが重要で、夜9時以降に食事をすると、太りやすいことも知られています。

どうしても遅い時間に食事をしなければならないという人は、特に栄養価が高く、低脂質、低カロリー、高たんぱくのものを少量食べるように工夫したいものです。